isuta編集部
illust by ニシイズミユカ
今週もSUGARさんが贈る週間占いを配信！ 下半期の運勢と合わせて、ぜひチェックしてくださいね♡
今週のおひつじ座の運勢
illust by ニシイズミユカ
太陽の季節
今週の運勢は「心のなかのひがみや鬱屈を引き伸ばして、まっすぐに整えていくような星回り」。例えば、空を見上げればいつもまぶしくて仕方のない太陽は、いつだって人間や文明が一歩前進していくための活力源となってきました。しかし、だからと言ってその魅力にとらわれ過ぎてしまったのなら、それはやはり太陽への「執着」に他ならず、いつしか素直さを失ってしまっていたでしょう。その点、目を潰すことなく太陽とともにいられる人というのは、必ず自分自身もまたひとつの太陽のような存在となっていける人なのではないでしょうか。そうなるにはまず第一に、素直であること、です。
今週のおうし座の運勢
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卜占一閃
今週の運勢は「心寄せるものを頼りに旅路の先へと導かれていくような星回り」。今のあなたにとって、霊的呪術的な意味合いを持った「すずしさ」を感じるモノや人はいるでしょうか？ 今週は、そうしたあなたにとっての「杖」に自分の命運を託していきたいところ。
今週のふたご座の運勢
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渇き止むまで
今週の運勢は「浸るべき影響に思いきり浸かっていくような星回り」。詩というのは非日常の言語ですから、心の状態がそれなりに安定して、目の前の仕事に忙殺されるようになってくると、すっかり使わなくなります。詩などなくても生きられそうに思う方が、普通なのではないでしょうか。それでも、人は何かの拍子に存在感覚が宙ぶらりんになると、いっきに時間が逆流して、喉がひどく渇いた人が水を求めるように、詩を欲していくことがある。今週は、不意にそうした“不思議さ”を求めていくようなところが出てきそうです。
今週のかに座の運勢
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素足の自分で生きてみる
今週の運勢は「現在の自分に対する嘘偽りない実感を深めていくような星回り」。「晴れ晴れ」にも、張り切って新生活をスタートさせていくような「はればれ」と、一日履き続けた窮屈な革靴をやっと脱いでくつろいでいこうとしている時のそれとがあります。後者は視覚ではなく、触覚に訴えてくる。今週は、武装した理論で自分を背伸びさせようという構えを捨て、素足になったつもりで、自分という存在の質感を楽しんでいきたいところです。
今週のししの座の運勢
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毒を呑んでうめく者
今週の運勢は「私が私であることへの憎悪を、正直に受け入れていくような星回り」。今週のしし座へ伝えたい言葉は「他ならぬ自身の道を照らす者であれ」という一言に集約されていく、とも言えるかもしれません。その過程で、やはり自分自身の道を照らそうとしている同志と意見を交換したり、議論することもあるでしょう。けれど、自分の道はあくまで自分自身で見つけていかねばなりません。人が人であることに耐えるのは、辛いことですが、その耐え得ない「うめき」こそが、やがて認識の門を開く言葉となり、光をもたらしていくはずです。
今週のおとめ座の運勢
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メメント・モリ
今週の運勢は「執拗な不安感を鎮めていくような星回り」。あなたが亡くなってしまった後、あなたの墓に訪れてくれている人として真っ先に思い浮かぶ人は誰で、自分の墓が映し出すものは何でしょうか。その人は、どんな気持ちでお墓に立っているのでしょうか。今週は、その意味で自分の人生に思いがけない仕方で影響を与えてくるものがどこにあるのかということについて、大まかな当たりをつけていくことになるでしょう。
今週のてんびん座の運勢
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予定調和をかき乱す
今週の運勢は「暗黒めいた考えを、みずから招き寄せていくような星回り」。この宇宙は大原則として、秩序あるものは混乱し、集まったエネルギーは分散していく定めにあります。作られた細胞はやがて壊れていきますが、自然に壊れるのに先回りして自分を壊し、その不安定さを利用して新しい細胞を作り出す活動もしているのです。今週のてんびん座もある意味で、これと同じことを行おうとしているのかもしれません。
今週のさそり座の運勢
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ささやかながら手を伸ばす
今週は「失われたものに敬意を払い、手を伸ばしていこうとするような星回り」。いつの時代も、社会の先行きが見えなくなってくると必ず、人間のもつ「業の肯定」から生じてくる怪しい光を、みずからの衣装としてまとっていく際の不思議な高揚感が漂ってきます。ただ、今週のさそり座の人たちはそうした風潮とはなるべくなら距離を置いていきたいところ。「業の肯定」などもしなければ、無暗な否定もしない。絶妙な塩梅を探っていこうということでしょう。
今週のいて座の運勢
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地に足をつけて生きるために
今週は「自分自身の魂に資するものへと、しっかりと根を張っていくような星回り」。“敗者”というのは時の運によって、思いを現実化できなかった人たちのことであり、それを受け継ぐということは、彼らの後押しを受けるということでもあるのです。どこにも勝者がいないようなゲームに延々と参加させられているような昨今の時代状況においては、そうした繋がりのなかで生きていくことの方が、むしろきわめて自然体に近いのではないか。そんな風にも思います。
今週のやぎ座の運勢
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無意識下の箱を開ける
今週は「開けてはいけない「パンドラの函」を開けていくような星回り」。今週は、おそらくやぎ座のあなたにとって、普段なら避けるような言葉を自然と口にしたり、胸の奥にしまっていた思いがにじみ出していくような、決定的な転回点を迎えていくことになりそうです。そして、それはあなた個人の枠内だけは留まらず、必ず近しい人との関係性に変容をもたらしていくはず。ですが、それはパンドラの函と同じく、いつかは表に出していかねばならなかったものでもあったように思います。パンドラの箱は、開けてしまったがためにあらゆる厄災がもたらされましたが、最後には希望が残った。これは逆に言えば、箱を開けることがなければ希望も発見されることはなかったということです。
今週のみずがめ座の運勢
illust by ニシイズミユカ
“もののはずみ”に乗っていく
今週は「あの世からこの世を見ていくような、視点の転換を経験していくような星回り」。人生をかけて“何か”について考えていけば、必然的に、本人の生き様や具体的にエピソードにも本人の思想や哲学が反映されていくということはそう珍しいことではありません。今のあなたが考えずにはいられないテーマとはなんでしょう。今週は、そういうことを改めて突きつけられていくことでしょう。
今週のうお座の運勢
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流動体としての＜私＞
今週は「湧き上がる生命力が、全身を貫いてたぎっていく様を実感していくような星回り」。人と人、いやその大元となっている人と自然の関係というのは、本来そんなに簡単に分かり合えるものではありません。言いたいことの間にはさまっている一見、意味不明な詩や俳句は、そんな分かり合えない相手（自然）をなんとか受け止め、取り込もうとする必死の“もがき”。その意味で今週のうお座は、すきまを縫うようにして、普段なら目にとめないものに目をとどめ、いつもとは少し違う角度から人と響きあうことが大切となっていくでしょう。
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