最近話題の“没入型”展覧会。アートの世界に入り込んだような、ユニークな体験ができると注目を集めています。
東京・渋谷のヒカリエホールでは、巨匠・ミュシャのイマーシブ展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が開催中。
ミュシャの人生や画業、後世への影響などを、学術的な視点と多彩な演出で紹介する新感覚の展覧会です。現地に足を運んできたisutaエディターが、展覧会の様子や気になるグッズをレポしていきます!
「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」ってどんな展示?
19世紀末から20世紀初頭にかけてパリで活躍した画家、アルフォンス・ミュシャ。
アール・ヌーヴォーの代表的存在として知られるミュシャの作品は、流麗な曲線を多用したデザインが特徴です。
このたび開催されている「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」は、パリで2023年に行われたイマーシブ展覧会「Éternel Mucha」を日本向けにアレンジしたもの。
ミュシャの傑作をイマーシブならではの圧倒的な空間の中で堪能する、新感覚な展覧会となっていますよ。
本展は会場内全エリアで、写真&動画撮影が可能。ぜひ自分のカメラに映像をおさめて、記念に残しましょう。
ミュシャ作品だけでなく、香りまで楽しめちゃう
本展は『ミュシャ:アイコン/1900年/ユートピア』『ヒストリー』『ミュシャのアトリエ』『ミュシャのインスピレーション』『インフルエンサー、ミュシャ』といった、5つの章に分かれています。
まず最初に、映像作品を鑑賞。そのあと会場を移動しながら数々の展示を見ることで、よりミュシャの作品について学べるんです。
大画面に映し出されるミュシャの作品たちは、見ているだけで圧倒されてしまいそうな迫力…。心地よい音楽も流れているから、うっとりとした気分に浸れます。
その優雅な世界観を堪能できるだけでなく、ミュシャの生涯や制作風景まで知ることができるんです。
床にまで絵が広がっていて、本当に作品に包まれているような感覚を味わえますよ。
また、会場では4つの「香り」も体験できちゃう。ミュシャの故郷・モラヴィア、ミュシャのアトリエ、ミュシャの人生に大きな影響を与えた女優のサラ・ベルナールをイメージした香り、ミュシャ作品にも多く登場する花の香りを楽しみながら作品を鑑賞すれば、よりミュシャの世界観への理解も深まりそうです。
当時に想いを馳せながら、作品を体験してみましょう。
グッズ売り場を出たところには、無料で楽しめる塗り絵コーナーも用意されています。好きなデザインと色を組み合わせて、オリジナルの塗り絵を作ってみてくださいね。
作ったデザインは、メールアドレスで自分の元へ送ることができます。
会場限定で販売されているグッズにも注目を
グッズ販売エリアでは、本展のために制作されたオリジナル商品が販売中。
本展への理解がより深まる「特別公式ブック」(税込2200円)は、鮮やかなピンク色が目印です。
「A4クリアファイル」(各 税込440円)は4種類がラインナップ。
もう少し小さめサイズをお探しなら、「A5クリアファイル」(税込330円)をチェックしてみてはいかが?
「アクリルマグネット」(各 税込770円)や「缶マグネット」(各 税込550円)は、冷蔵庫などにペタペタ貼ってもおしゃれかも。
読書好きさんには、全4種類から選べる「エッチングしおり」(各 税込880円)もおすすめですよ。
オリジナルショッパーは税込100円で販売されています。
さらに、ミュシャ財団による世界初の公認ブランド「MUCHA(ミュシャ)」のポップアップショップもオープン。
作品にインスパイアされたフレグランスのほか、2種類から選べる「アートクッキー缶」(各 税込2420円)や全5種類の「ミュージアムアクリルステッカー」(各 税込792円)などがラインナップしています。
展覧会を楽しんだ思い出として、ぜひゲットしてくださいね。
グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ
会期:2024年12月3日(火)〜2025年1月19日(日)
場所:東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 ヒカリエ 9F ヒカリエホール
休館日:12月19日(木)、1月1日(水・祝)
開場時間:11:00~20:00(最終入場は19:30まで)※12月31日(火)のみ18:00まで(最終入場は17:30まで)
入場料:平日 一般2900円、大学・高校生2000円、中学・小学生1200円/土日祝 一般3300円、大学・高校生2400円、中学・小学生1500円
公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/