いて座
自宅で必殺仕事人
つじつまの合わないディティールを潰す
今週のいて座は、さながら「暗躍する必殺仕事人」のごとし。あまり表立って派手に活動をしていくよりも、闇にまぎれて目に見えない危険や直面している問題の種をじっと見定め、狙いすました一撃で仕留めていくような星回りです。
ただし、それは誰かを不意打ちしようといった物騒な話ではなくて、あくまで自分のテリトリー内での話。シンクをピカピカに磨き、棚や収納に収まりきらず、床に散らばった本や服や物品たちを仕分けしていくだけに限らず、来るべき未来像やそこへ自然とおさまっていくストーリー展開とは、つじつまの合わない生活のディティールをひとつひとつ潰していくこと。
それが今週あなたに与えられた最大のミッションと言えるでしょう。
「見分ける」ということ
まずは「やるべき仕事」と「やらなくてよい仕事」を見分けることから始めましょう。別に仕留めなくてもよいターゲットを相手にかかずらわっているのは、家でプチプチを潰しているのと大して変わりありません。それでは全然「必殺」じゃないんです。
逆にいえば、必殺仕事人の仕事はこの「見分け」が9割と言っても過言ではないでしょう。これは言葉だけだと難しく感じますが、実際部屋や所持品などをその気になって眺めていると、「ああこれは既に終わっているはずのものだった」とか「これは未来につながっていくラインが見える気がする」とか、なんとなく分かってくるものです。
そして一度狙いを定めたなら、獲物を前にしたときの狩人のように命がけで仕留め、そっと立ち去るべし。
今週のキーワード
必殺仕事人の必殺の一撃、つじつまの合わないディティールを潰す、来るべき未来へ向けた断捨離、「見分ける」訓練