さそり座
自由で自然なこころ
まずはダメージの回復をはかれ
今週のさそり座は、自分にふさわしい「処方箋」をゲットしていくような星回りです。ドラクエで言うと、頑張って頑張って削られた体力を回復させるため、街へ戻ってきたというシチュエーション。
ただし、今週は良くも悪くも「引きが強く」なりやすいため、必然的に自分に向けられる無数の期待や要求、投影に対し、その都度スルーするか向き合うか多くの選択を迫られていくでしょう。
処方箋という言葉に引き付ければ、要は色々な客引きから「あなたにいま必要なのはこれor自分ではないか?」と提案を受けるようなイメージ(当然、その代金は自分が払う)。中には、美辞麗句に彩られた売り文句で巧みにその気にさせる相手もいるかも知れません。
焦点となるのは、「自分には今どれだけのダメージがあるのか?」という自己診断です。できるだけ冷静な判断を心がけてみてください。
独り立つ姿
最悪のシナリオを描くとすれば、自分のダメージを過小評価して、間に合わせの対症療法で無理を重ね、ダメージが深刻化する&手遅れになること。
そうならないためには、自分が抱えている個人的ないし社会的な問題の核心をきちんと把握した上で、負っているダメージ=欠けたピースを埋めるための現実的な方法を見定めなければなりません。
そして、あくまでもそれは自ら勝ち取っていくしかないんだ、と気付くことが何よりの処方箋なのです。
整体の野口晴哉も「依りかかることから独り立つことを考え出したら、それが病人解脱の第一歩だ」と述べました。自分の、自由で自然な人としてのこころを取り戻す時です。
今週のキーワード
自分に出す処方箋を自分で決める、病人解脱、野口晴哉『偶感集』、依りかかるから独り立つ