しし座
欠落への自覚
免疫をつけることの必要性
今週のしし座は、風邪をひいて看病される子供のごとし。ここでまたひとつ免疫をつけて、新しい「戦う力」を実地で身につけていくような星回り。
「免疫」とは、体の外から侵入してくる細菌やウイルス、あるいは体内で発生したガン細胞などを、日夜監視し撃退する精巧な仕組みのこと。ただしそうした免疫が組まれ、作用するようになるためには、一度ウイルスや細菌の侵入をゆるし、感染してみなければなりません。
ひとたびプログラムが組まれれば、本人がとんと意識していない間も、非常に多くのウイルスや病原菌と戦い、健康を維持してくれる心強いボディーガードとなってくれますが、彼らを雇うには、それなりの「弱み」や「欠落」を晒し、その自覚を深めていかなければならないのです。
あなたの弱みは何ですか?いまのあなたには、いったい何が欠落しているのでしょう?
今週はそんなことに気を向けているうち、思い当たる節に熱がこもっていくはずです。
欠落を思い出す
子ども時代に、大事にしていたおもちゃや当時の写真、将来の自分への手紙などを容器に入れて、地中に埋めたことはありませんか?
もし実際にそうした経験はなかったとしても、誰しもが記憶の底にそうした「タイムカプセル」のようなものを持っているものです。
いまあなたは先行きが不透明な状況の中、少しずつ明かりが差してきていることを実感してきているはず。そんなあなたに必要なのは、記憶に沈んだ思いや、忘れていた願望、昔インプットしたはずの計画を思い出すこと。それらこそがあなたの「欠落」や「弱み」と深い関連があるのです。
当時読んだ絵本をもう一度開いてみたり、よく遊んだ場所を訪れてみるのもいいでしょう。うまくいけば、あなたの中で眠っていたものが目を覚ましてくれるはず。
今週のキーワード
子どもの玩具