ふたご座
ビジョンをカタチに
事を起こすために
今週のふたご座は、ガレージで始まったスタートアップ企業のごとし。あるいは、自分の信じるところのものを作りあげることに、専念していくような星回り。
事業を始めるとき、多くの人が「1カ月にこのくらいの経費がかかるから、毎月の売上は最低限このくらいは必要」とさも自明のことのように考えてしまいがちですが、GoogleもAppleもAmazonも、はじめは自宅のガレージを使っていましたし、まったくそんな風には考えませんでした。
プロダクトがないなら、まずプロダクトを創る。その間の固定費は徹底的に削減するのが鉄則であり、本気で事業にしていくつもりなら、いわゆる「形から入る」余裕なんてどこにもないのです。
これはある種の喩え話ではありますが、長く仕事をしていく上で、「お金のことにばかり頭を使ってしまうスパイラル」からいかに抜け出していくか、ということほど大事なことはありません。
今週のふたご座のあなたは、自分の作りたいものや世界とは一体何なのか、ということにこそ頭を使っていく時間をいかに確保していけるかがテーマとなっていきそうです。
イタズラを仕掛けるように
Googleは社員に「勤務時間の20%は、通常の職務を離れて自分のやりたいことに取り組んでよい」という独自の勤務制度を定めていることでも有名ですが、こうした取り組みが十分な成功を収めるためには幾つかの決まり事を守っていくことが不可欠です。
それは「24時間以内に何かしら創ること」、「制限時間内にそれを発表すること」、そして「それを楽しみ分かちあってくれる相手を見つけること」の3つです。
そして今のあなたならば、後の1つは容易にできるでしょう。その意味で、鍵となるのは最初のひとつ。
あれをしたい、これをしたいと思うだけなら、誰もがやっていることですが、それを実際にプロダクトやその原型にまでできる人は、万に1人。
ただ、そうした‟発明”というのは得てして、「あの人をビックリさせてやろう(あとのことは知らない)」とちょっとしたイタズラを仕掛けるつもりで「余計」なことを考えるところから生まれるものです。
今週は、それらくらいの遊びと本気のちょうどいい着地点をぜひ楽しんでいきましょう。
今週のキーワード
ビジョンを提示する人に、人は集まる