やぎ座
獣になること
植え付けられた人工器具を引っこ抜く
今週のやぎ座は、野性を取り戻した動物のごとし。すなわち、熟慮することと求愛することの自然な繋がりを、自分に促していくような星回り。
要するに、何を恥と思うか、なのだと思います。道で転ぶことか、道を知らぬことか。
熟慮も求愛も、前者を恥だと思っている限り、てんでバラバラの方を向いてしまって自然に結びつくことなくほどけていきます。これまでそういう人をたくさん見てきました。
どれだけ右往左往しようと、行くべき道を嗅ぎ分け、確かな感触でその手ごたえを感じ、手足を伸び広げ全身でその幸運を享受しようとする人がいれば、おそらく奇異に映るでしょうし、周囲から浮いてしまうでしょう。
でもそれは、生きものとしては何も間違っていない、むしろ本来あるべき姿なのです。人間だけが動物的に必死に生き延びようとすることを恥だと勘違いして、思考にとらわれ、死んだような目をしながら自らの生命力を殺していくのです。
今週は、生きもの本来の姿に立ち返りつつ、求愛すること熟慮することを真摯に結びつけていきましょう。
戒律(調和への標)
「見たくないものは見なくてもよいのだ。 見たいものだけ見ればいい。 見るべきものを見ていれば」 (橋龍吾、『銀河飛行』)
今週のキーワード
恥など捨てる
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