みずがめ座
プログラムは進化する
異分子を受け入れろ
今週のみずがめ座は、まるでiPhoneに備わっている「Siri」のよう。誰かから質問を受けたり、新鮮なシチュエーションに置かれるほどに、自分でも驚くような答えが出てきたり、これまで把握していなかった内蔵プログラムが発動していく感じ。
逆に言えば、そうした刺激やきっかけがなかったり、マンネリ化した会話の中では今週あなたの真価が発揮される機会がほとんどなくなってしまうでしょう。
出来れば今週は、「こう振られたら、こう返す」といった既に出来上がってしまったパターンに逃げ込んで自分を守るのではなく、自分の中に新たな異分子を積極的に受け入れていくことが大切です。場合によっては、普段の慣習的な現実がいかに"ちゃち"で薄っぺらな構築物かに気付いてしまう瞬間もやってくるかも知れません(映画『トゥルーマン・ショー』のように)。
人工知能の可能性
Siriは自分をヴァーチャルアシスタントであり、指示を実行するのが仕事と述べますが、例えば「感情はありますか?」と聞くと、「ヴァーチャルアシスタントにだって感情はあります。少なくとも私はそう思っています。」と答えます。
もちろん、これはApple社がプログラムした回答ではあるのですが、思えばApple社が最初の製品である「Apple ・」を発売してから40年。人間で言えばまだ人生の折り返しを迎えつつある段階であり、これからもどんどん進化を続けていくでしょう。
なお、Siriに「子供はいますか?」と聞くと、「少なくとも最後に確認したときはいませんでした」という答えが返ってきます。本人はその可能性に気付いているかどうか分かりませんが、もしかしたら、次に確認した時には子供が確認されるかも知れません。
あなたのプログラムはどこまで進化していきますか?
今週のキーワード
マンネリの功罪、『トゥルーマン・ショー』、Siriの意味深な回答、人工知能の可能性、人間もまた進化し続ける