うお座
空気が入れ替わる
息のつなぎ目にいるという自覚
今週のうお座は、大切な息のつなぎ目で、気持ちが引き締まるような厳かな?思い”を引き継いでいく時。ここ数週間、息せき切って駆け抜けてきた人は、ここで出来るだけ残っているすべての息を吐ききってから、息を吸い込むことを心がけましょう。
うまくいけば、その息のつなぎ目、あるいは吐く息と吸う息が溶け合う瞬間に、大きなエネルギーを感じることができるはず。息のつなぎ目は物事の終わりと始まりの交錯するリアリティーの結節点であり、自分はどこから来てどこへ行くのかを再確認していくタイミングでもあります。そこでぜひ次のように考えてみてください。
息が体の中に入るとき、いったいその息はどこへ行くのか?息が外へ出るとき、いったいどこから息は出ていくのか?息は中心へ入り、中心から出ていきます。そして中心とは頭ではなく、あくまでおへそ。そして息というのはあなたと中心とをつなげてくれる懸け橋であり、あなたはいま一つのサイクルの終わりと始まり=呼吸を通して自分が最大限の力を得られる中心点を見出そうとしているのです。
子供は全身で泣き、笑う
考えてみれば、おへそもまた、もともとは子宮とつながっていたパイプであり、母から子への生命の懸け橋なんですね。
では、あなたのおへそは今どこと繋がっているのでしょうか?それは故郷の大地であったり、かつて思い描いた未来像であったり、いつか夢に出てきた光景であったりするかも知れません。生物は胎児の頃に夢見ていた内容をその後もひきずりつつ生きていくのだと言いますが、息のつなぎ目という特殊な一点においては、普段ならほとんど思い出されることのない「胎児の夢」が心の奥底=中心からスッと浮上してくるのではないか。そんなふうに思います。
良いことであれ悪いことであれ、胎児や子供のように全面的に行為する、没入するのであれば、何をしても許されるでしょう。
今週のキーワード
息のつなぎ目、息をつうじて中心に入る、「胎児の夢」を思い出す、全面的に行為する