うお座
新たな魔法とともに
「DIY人生」
今週のうお座は、間違えようのない明白な“サイン”を読み取っていくとき。
それは、あなたの心の奥深い部分からの要望が、ひとつの終わり、あるいは約束されたタイミングにおいて、ご縁ある人間と出会う中で満たされるという“しるし”であり、新たなサイクルの始まりを暗示するものです。
また、そうした幕開けふさわしい魅惑的なイメージを、新たな自分、新たな人生へと被せ、膨らませていきつつ、そうしたイメージとともに自分はどこまで行けるのかを現実的に冷めた目で測っていくという、微妙な駆け引きをしていくようなところもあります。
それは簡単なことではないですが、試みる価値は十分にあるでしょう。
なぜなら、記号にあふれた現代において、自らの手で自分を何者かにしていくのでなければ、容易に社会や隣人に手垢のついたイメージで分かりやすい何者かされてしまうから。
「DIY人生」。それが今週の合言葉です。
魔法をかけるか、かけられるか
そういう意味では、今週の焦点は「魔法をかけるか、かけられるか」という話に集約されていくのだとも言えそうです。
ただし、後者に関しては、『千と千尋の神隠し』の冒頭で豚にされてしまった千尋の両親のように、実質的には「(いい意味での)魔法を解かれる」か、「呪いを甘受する」といったニュアンスに近いのではないかと感じます。
やはりうお座というのは生粋のファンタジスタですから、魔法ありきの自分であり、人生なのです。
せっかく閃いたスペルがあるなら、それを唱えて魔法を発動させてみること。宝の持ち腐れならぬ、「魔法の持ち腐れ」にならぬよう、結果を恐れず実践あるのみ。
そうして、新しい魔法の特性と使い道を熟知していきましょう。それでこそのDIYですから。
今週のキーワード
DIY人生、魔法をかけるかかけられるか、結果を恐れず実践あるのみ、サインやしるしを見落とさないこと