ふたご座
はじめはアナログで行こう
白紙を前において
今週のふたご座は、紙と鉛筆とそろばんで、自らの現実を表現していくような星回り。あるいは、自らの経験やそこからの学びを、何らかの分かりやすい形式に落とし込むことで、内面を整理していくような星回り。
現代社会ではありとあらゆる情報へ瞬時にアクセスできてしまうがゆえに、そこで経験されるあらゆることが悪い意味で身体知にならない、ということが起きています。
これは、情報の海の中でいかに必然性のある「出会い」を増やしていけるか? という問題にも置き換えていくことができるように思います。
ただ一見すると、多様で混沌とした情報の潮流に翻弄され、あまり深い意味のない行動をしているように見えて、そこに特定の行動パターンや選択基準のようなものが隠れていたりする。
いったいどんなアルゴリズムに基いて、私は情報と出会っているのか。あるいは、適度に自らの自律性を保ちつつ、情報とよい関係を築いていくことができるのか。
今週はそんなことを念頭に置きつつ、白紙の紙に鉛筆と計算機で、自分の選択の一つ一つを書き出していくといいでしょう。
生存戦略としての交易
鎖国状態が300年以上続いた平安時代の後、東の源氏がいまだ不動産重視の閉鎖的な社会だった一方、西の平氏の棟梁・平清盛は、外国との貿易航路を開拓・整備し、「交易」こそが自分を豊かにする道だと先見の明を発揮して、開放的な流通社会を作りあげました。
交易というのは、行き当たりばったりの思いつきだけでうまくいくものではありません。十分な準備やトレーニングと平常心がそろって初めて、的の真ん中をきれいに貫くことができます。
今週は自分の能力や資産を、これまで考えてこなかったような意外な繋がりやリンクの中に流し込んでいくことで、今後「生き延びる」ための道が開けてきそうです。
焦らず、じっくりとそのための準備に手間と時間をかけていきましょう。
今週のキーワード
事業計画書づくり