みずがめ座
今年最後の詰め
今週のみずがめ座:よき太陽として在るために
今週のみずがめ座は、光明を背にして歩いていく人。あるいは、破壊的な利己主義か悔悛と慈愛か、いずれかに傾いていくような星回り。
雲間から射し込む一条の光。それはやっと見つけ出した光明であり、これから自分が生きていく上での後押しになってくれる活力の源。
みずがめ座のあなたは、ここ数年の試行錯誤の中でいまようやくそれを、確かな筋道として感じ始めているところなのではないでしょうか。
そして、どこかで分かっているとは思いますが、ここから正念場を迎えていくことになります。天の恵みとしての光明を授かったという体験を、社会の中でどのように位置づけ、そして活用していくことができるのか。
太陽を見つめ続ければ目が潰れ、陽射しが強すぎれば大地は砂漠と化すように、 一歩間違えば光明は、自分や周囲に破壊的な影響を与えることになります。
太陽は、一見何も生産的なものなど産み出さないぞ、という体でいるくらいが、案外ちょうどよかったりする。そんなことを念頭に置きながら、今週は肩の力を抜きつつ、日向ぼっこしていくくらいのつもりで過ごしていきましょう。
プライドと幸福のあいだで
「優秀である」ことの価値が暴落していっている現代にあっては、才能や技能に優れている人ほど、使える歯車として消費財化されることで、当の本人の幸福度は下がる一方みたいな構造が顕著になっているように思います。
いくら自分のつぶやきが何千RTされ、インスタグラムに何千とイイネがついたとしても、根底にある実体験を分かち合ってくれる人間がその中にひとりもいなければ、幸福は霧散するばかりでしょう。
今週は、自分がただ見栄を張って自分を大きく見せようとしているのか、きちんと自分の財産にできているのか、厳しく正確に問われていくことになるかもしれません。
つまらない見栄など、2017年のうちに捨ててしまいましょう。
みずがめ座への今週のキーワード
日向ぼっこ