占い みずがめ座 2017.5.22〜2017.5.28 の運勢

みずがめ座 2017.5.22〜2017.5.28 の運勢

HOROSCOPE



みずがめ座

1/20~2/18 | 占い師 : SUGAR

『友情にのせて 』

中庸に立つでもなく立つ

今週のみずがめ座の星回りは、まるで友に対して手厳しい批判をおこなう高等遊民のよう。すなわち、対等な人間関係を通して自分を<異化>していくこと。あるいは、そういう相手を選んでいくこと。 

本当の、節度ある友情のというのは、どのようなものか。それは自分が浮かれてしまうような状況でも、調子をあわせて適当に取り入ろうとなどせず、言葉を和らげずに、恐れることなく意見や所感の相違を露呈させ合う、というものでしょう。

ただ、だからと言ってあまり勢い込んで批判めいたことを言おうとしたり、自分の態度をできるだけ図太く見せようと無骨ぶったり、対等に話すとは相手を責めることだと信じているのも品がない。

やはりここでも「中庸」ということが大切になってくるのだと思います。つまり、受け身で相手任せにしたり、あえて弱いふりをするのでもなく、批判であれ主導権を取るのであれ、主体的に動きすぎるのでもなく。ごくごく自然に批判が賞賛と同じ分だけ生じてくるところに立っていく。

そういう意味では、今週は人との距離感を見つめ直すのにはちょうどいいタイミングなのだと言えるでしょう。

『それからの』の代助

高等遊民と言えば、「大逆事件」に「危険思想」など、みずがめ座と同じく、どこかアナーキーで、考えが世の中の大きな動きへと向かいやすいところがあります。

興味深いことに、その言葉の生みの親である夏目漱石(彼もみずがめ座の人)は、中年に差し掛かるまでろくに働かずに高級な思想に傾倒しつつ親のすねをかじって暮らしてきたという、高等遊民の典型のような主人公・代助が登場する『それから』という小説を書いています。

この小説は三角関係の話でもあるのですが、平岡というかつての親友がいて、その親友の奥さんの三千代がいて、主人公の代助がいる。奥さんはやっぱりもう一人の昔の旧友の妹で、本当は代助も好きだったのですが、平岡が好きだというので「譲った」のだいう脳内設定。そして年月を経て、ふたたび平岡夫妻と接近したとき、今度は代助の方から三千代へ愛の告白をして、平岡からうばう破目になるというのがざっくりとしたあらすじです。

漱石は、西洋文明を一人の女に見立て、それに対する二人の男を、それに安易に乗っかる男(平岡)と、あくまで反発する男(代助)と描いたともされていますが、しかしその二つの態度は、反発しあったり、融合してみたり、部分的には別々の方向に行ったりして「頭打ち」になっていくかたちで展開されていきます。

話の結末部分で、代助はついに高等遊民の暮らしを捨てて、働いて三千代を養っていく決意をするのですが、それはどこか自らを<異化>していく今週のみずがめ座の姿と重なっていくように思います。

今週のキーワード

頭打ちのその先を歩んでいく

はましゃか