占い みずがめ座 2017.9.18〜2017.9.24 の運勢

みずがめ座 2017.9.18〜2017.9.24 の運勢

HOROSCOPE



みずがめ座

1/20~2/18 | 占い師 : SUGAR

『奥の院参り』

心のチャンネルを合わせる

今週のみずがめ座は、本堂の裏手にまわって「奥の院」へと通じる山道を登っていくような星回り。あるいは、より成熟した視点を取り入れていく中で、これまで歩いてきた道のりや、自分の身に起きた出来事に意味を見出していくこと

ガストン・バシュラールは何かのエッセーの中で「ラジオには、孤独のなかで語るに必要な一切のものがある」と書いていましたが、人には誰しも、自分の心の奥に自分だけの聖域を持っており、そこには自分に関するすべての秘密の入った黒い小箱があります。

しかもそれはただの収納箱ではなく、ブラックボックスのように、これまでに自分に起きた出来事や心の動きの一切が記録しています。

同時に、壊れかけのラジオのようにチャンネルさえきちんと合わせれば、そうした情報の一部を私たちに伝えてくれるのです。

ラジオはテレビのように脳を派手に刺激するものではありまんが、いつの時代も、そのときどきの時代のメロディーを聞かせてくれ、実にありふれた仕方で、人間のこころとは何かを提示してくれます

今週はそんな心のラジオが流してくれる音に、いま一度耳をすませていくことで、そこから大切な教訓を得ていくことができるはず

過去の自分の声を聴く

苛立ちや不機嫌が困るのは、一度誰かから発せられると、たちまち伝染していき、触れるや否やたちまちのうちにそこへ巻き込まれてしまう点にあります。

そして、思うようにいかない現実を前にしたとき、人は苛立ちをまき散らし、多くの他者を巻き込みながら、「うまく行くはずもなかった」といった悲観的な宿命論へと落ちていくのです。

ただし、哲学者のアランは宿命論に対し、次のように釘を差しています。

「宿命論によると、かつて存在しなかったものは、存在しえなかった(つまり、運命のうちに存在しえなかった)ことになる。これは後悔を追い払う。(中略)宿命論が後悔を追い払うのは、人ができることをすべて出し尽くした場合にかぎる」

と。つまり、過去の定めをバネにして行動し続ける限り、宿命論は悲劇的なものではないということで、これは目から鱗でした。

そういう意味では、たとえ自分にとっての黒歴史のようなものであっても、何かしら未来の行動につなげていくことができる限り、そこには意味があり、学ぶべきことがあり、ヒントがあり、まさに壊れかけのラジオなのだとも言えます

今週はそんなラジオがどこにあるのか、そこにどんな宿命のメロディーがあるのか、あたりを見渡してみるといいでしょう。

今週のキーワード

壊れかけのラジオ

はましゃか