おとめ座
自分の恋を客観視する処方箋
1/17に山羊座27度で起こる新月は、あなたの恋愛が正々堂々とした「真実の愛」である証拠が見たいという目的意識をもたらします。
真実であるという証拠さえ見せてもらえれば、次は「永遠の愛」という段階に進めるという根拠のない予感の中で、目的は設定されていきます。愛の証拠とはなんでしょうか? 証拠を出して! と言いたいのは、自信を失っているときです。証拠を見せるから、と言いたいときも同じです。
形のない「想い」に名前をつけて、ルールを作り、安心しようとするのがこの新月の一番強い影響です。
山羊座に月、水星、金星、太陽、土星、冥王星の6天体が集合する今回の新月、そのパワーは並大抵ではありません。
自分の恋を客観視する処方箋
楽しくなってきました。前回の満月で大枠が決まり、今回の新月で具体的項目とスケジュールが出たような、なんとも言えないワクワク感であなたの恋は満ちています。
好きな人をどう落とすのか、どういう手順で自分の計画にはめ込んでいくのか、そこには一般的恋愛の常識という強い後ろ盾があり、スタートさえしてしまえば、赤子の手をひねるように簡単に思えます。
ところがそこまでシミュレートして、あなたの気持ちは少し冷めてしまいます。シミュレーションと実践の間には、あまりにも大きな隔たりがあるせいです。先行攻撃をあきらめて、相手の出方を待ちます。
相手に合わせてあらゆる良い対応はちゃんと準備してあるのですが、とにかく相手のアクションがないことには、なにも始まりません。手順や方法の考えがみるみる在庫化して、想定していない動きにはなすすべもなく、本能で反応するか、フリーズするかありません。
学校での優等生が卒業して社会の中でどうふるまうのか、というノリに似ています。自由がルールの恋心をどうやって攻略するべきなのか、あなたは自分で書きこんだ処方箋に視線を落とし、その現場に足を踏み入れることを躊躇するでしょう。
練習では完璧にやれた、計算は見事だったと、少し離れてふたりの関係性を見つめる、それが今回の新月の影響です。
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風呂、友達の仲介