さそり座
ガツンと永遠、ダイヤモンドリングの日々
1/31にしし座(月)とみずがめ座(太陽)で起こる満月が、前回1/17の激しすぎるやぎ座新月の元で狙ったものと少し違うものを2月前半の恋愛にもたらします。
今回の満月はそれぞれが自分にはいま何があるのか、自分の手の内をしっかり内観するような、静かな満月になるでしょう。自分の情熱を冷静に確認して、今ある気持ちでまず自分の内部を満たし、満たされたところから愛する人やふたりを育む環境に向けてじわりと時間をかけて放出していくような期間です。
みずがめ座は形を変えない永遠の愛を放ち、しし座はその永遠の誓いを受け止めて、自分自身が成しえるはずのドラマを静かに動かし始めます。
そしてこの日の満月は皆既月食になりますので、単純なハッピーエンドではなくひとりの欠乏や根源的な寂しさも含んだ、よりビターで深みのあるドラマの成就という影響をもたらすでしょう。
ガツンと永遠、ダイヤモンドリングの日々
欠けているなにかをどうにかして埋めようと、愛と自制と磨き深める日々を送ってきたあなたに今回の満月がもたらすものは「不完全をみつめる」という心の広さです。
自分の中にもお相手の中にも、ふたりの間にも「流動的な不完全」という存在が常にあり、それがあなたを不安にさせてきました。運命とは、観察しながら次の手を導き出していける技量のことなのです。
運命は自分の技量に合うものを運んできます。簡単に手に入るものは簡単に失うし、自分の手に余るものはいつのまにかすりぬけていきます。自分ばかりが相手に合わせていると気が付いた時あなたの熱は冷めていくし、あなたは求められていないのに無限の愛を放つほど、他人迷惑なこともしません。
ぴたりと寄り添っているときも、ちょろちょろと水漏れしているような不安、それが現世での愛の正体で、この時期あなたは、その不安ごとみつめて愛そうとするでしょう。
磨かれて輝きを放ち、あなたサイズのリングにピタリとはまるまでは、職人が良い所を見続けるという工程を経ています。
水漏れの個所を塞ぐのではなく、水汲みの予定を立てても良い。特にこの時期に新しい出会いがある人は、相手の良い部分を徹底的に見つめつつ、即断せずに時間稼ぎが得策です。
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