いて座
スリルとサスペンスで恋の物語を走り抜ける
年明けてすぐの1月2日、やぎ座の太陽を浴びてかに座の満月が訪れます。
ルールや約束によって、心情を満たすというこの日の満月は、ある意味、責任を伴った重いものです。イメージとして夢の箱に閉じ込めておけばラクできたのに、現実として形を成したとたんに、重圧感を感じ逃げ出したくなる感覚もあるかもしれません。
わたしたちは地上に生きて生活していきます。恋愛だけがそこから逃れて夢を見る部分だという考え方も否定はできませんが、1月前半の恋愛運に影響を与える今回の満月は、現実主義で具体的な何かをなそうとします。
またこの時期の新しい出会いは、軽い気持ちで付き合いを始めることはできないでしょう。運命の相手かもしれないと思うほどに吟味するための時間が必要になります。
スリルとサスペンスで恋の物語を走り抜ける
恋愛以外の義務の時間が、あなたの時間をじわじわと侵食してきます。
全体的にスピード感があって、恋に関しての頭も冴え、大好きなのに欠点も見えるという、だからどうした! というノリの良さが出てくるでしょう。
いろいろな出来事も恋愛に関してだけは、どのようなことが起こっても「おお、そう来たか!」と受け止めることができます。次は? 次は? と物語を読むようにして、先の展開にがつがつとくらいついていきます。
世界は広い、いろいろな人間がいる、と驚くこともあるでしょう。なぜ深入りを避けて駆け抜けていこうとするのでしょう。恋愛に関しての実感や、生身の感覚が遠のいていくのでしょう。
今期の星の配置は、いて座の人には少々、現実感覚がありすぎてまともにぶつかると息苦しすぎるのです。恋愛はどこかに客観性を残し、ロマンの逃げ場にとっておきたい。家に帰れば甘いクリームのお菓子があることを支えに、つまらない仕事を頑張る日本のOLさんのような感じでしょうか。
恋愛は楽しいことなのだから目くじらをたてない、いつかわかりあえた時のために、今は観察と受け止めるだけにする、賢い捌き方だと思います。ただそんなあなたから早く結論が聞きたくて、相手にストーカー化される恐れもなきにしもあらずです。ですがそれも、物語のひとつのエッセンスなのでしょう。
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