てんびん座
安定した自分を維持するためのコスト
年明けてすぐの1月2日、やぎ座の太陽を浴びてかに座の満月が訪れます。
ルールや約束によって、心情を満たすというこの日の満月は、ある意味、責任を伴った重いものです。イメージとして夢の箱に閉じ込めておけばラクできたのに、現実として形を成したとたんに、重圧感を感じ逃げ出したくなる感覚もあるかもしれません。
わたしたちは地上に生きて生活していきます。恋愛だけがそこから逃れて夢を見る部分だという考え方も否定はできませんが、1月前半の恋愛運に影響を与える今回の満月は、現実主義で具体的な何かをなそうとします。
またこの時期の新しい出会いは、軽い気持ちで付き合いを始めることはできないでしょう。運命の相手かもしれないと思うほどに吟味するための時間が必要になります。
安定した自分を維持するためのコスト
恋愛に“コスト”という言葉を使うのはおかしいでしょうか。でもほしい関係のためにはこれだけは必要という自分の軸を、あなたは見つけました。相手の人もそんなあなたのことを気に入っているんだということがわかります。
しかしその軸を関係性の安定の中心として維持していくためには、かなりのエネルギーを注がなくてはなりません。エネルギーの見積もりをコストと考えて、やる気が出るのか、萎えるのかは、しばらく試運転したのちとなります。
あの人が喜ぶから、素敵な服を着てきれいにお化粧をする、あの人の好みがわかったから、自宅に招いて手料理をふるまう。もしくは嫌われないために、近づくためにお金以外にも様々なコストをかける。恋をしていることそのものが、自分磨きにつながっていることを知っているあなたには、こんなことは当たり前なのかもしれません。
でもそのコストには「自分が心地良いため」「自分がそうしたいから」ということが半分以上占めているかどうかの点検は、常に必要だということを忘れないでいてほしいと思います。
もっと簡単にいうと、背伸びをしたり、見栄をはったりしていないか? ということです。時間の使い方も点検してください。
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