やぎ座
利己的な判断こそ、恋愛における必勝法であることを認めるべき
5月29日(火)の深夜近くに、いて座で満月が起こりました。
6月前半の恋愛運はこの満月の影響を受け、次の展開に向けてより自由に選択肢の多い関係性を手に入れたことを実感していく時期になるでしょう。
満月から新月に移行するこの期間は、いま分かっていることや手にしていることを充分に味わう時です。
前回のおうし座の新月で、自分の実感を通して愛を感じることを目標とした人は、今回の満月で自分の中に潜む意外な愛の感じ方のバリエーションに気が付くでしょう。
自分以外の誰かを好きになるということは、自分以外の誰かの気持ちや行動に気がつく心を持つということです。また、好きな相手を通して改めて自分の心の形を確認することにもなるでしょう。
今、ここではない次の段階に進んでいく浮遊感を、あなたはどのように受け止めるのでしょうか。
常日頃から、ものを見る目が確かで判断力が正しいやぎ座の恋愛ですが、ありとあらゆるデータを並べて、現状、自分の分が悪いのでは? という結論に至ろうとしています。
できれば、この愛のレポートをパタンと閉じてなかったことにしてしまいたい。最初に思い描いたものはもう形が崩れて、新しく立て直しをしなければ最初の思惑にたどり着かない。集めたものが一度バラバラに解体されてしまったような、空虚な空気に包まれています。
でもそのために、今できることはないような気がするという、打つ手なし恋愛運です。人生は恋愛だけではないと言うことも十分に知っているやぎ座さんなので、今のところは仕事をしよう、恋愛はお休みしようという選択に自動的に切り替わっているかもしれません。
もしくは甘い交換がなくても、約束さえあればこのばらけた状況をいつかはまた構築しなおせるという確信が、支えになっているということもあるでしょう。
どちらにしろ、大切な人からほしい気持ちや過ごしたい時間があるのなら、周囲に冷静に目を配ることは、意味がありません。
憎むべき利己的態度と、自分で立てた完全な計画をあきらめて、ゲリラ的戦法(あなたの中では恥ずべき感情の露出)を許すことが、恋に関しては勝ちパターンであることもお伝えしておきましょう。
やぎ座への恋愛キーワード
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