かに座
パートナーへの本音、自分から十分引き出して
みんなが一度「自分はこういう人間だ」と“わきまえる”イメージのとき。
例えるなら身体測定でしょうか。別に身長も体重も、いくつでなくてはいけないというものではないし、今それによって周囲から何か言われる、査定される…みたいな雰囲気でもありません。「ただ現実を示される、深く実感する」というだけでね。
みんなもちろん、それは薄々わかっていることなのだけど、改めて客観的な形で（もしくは自分の中で明確に自覚する形で）受け止めるのは、どういう内容にせよ大体“シビア”なのです。
しかも、いま示される現実は、目先のことから、「確かにこれまでの私はそうでした…」みたいな、過去の敬意や自分のありかたみたいな部分まで、全部を含んだ感じなので。
で、ここからは、その大事な情報をひとつの柱として「じゃあ自分はこれからどうやっていこうかな」と、しっかりした目標なり計画なりを、立てるべきなのでしょう。いえ。多分立てたくなります。だからそこも大丈夫。“等身大”で生きるのは、時にとても大変です。ありのままの自分を目の当たりにしなくちゃならないからね。
今は不安も起こりやすいときですが、多分それは「多少のファンタジーも加えてくれたっていいじゃないか！」という心の反発でしょう。もうちょっと曖昧にしていてくれても、わからないままにしてくれていてもいいのに！（涙）というね。
これも極めて自然な反応ですが、今は「きちんと取り組もうとすれば、道筋が生まれやすく、達成も可能なとき」なので、向き合うのを恐れてブーブー言っているのは時間の無駄です。
自分を立派に、よりかっこよくしたいと思うなら、まず残高を見て、ウエストを測った方が前向きですよ。
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パートナーへの本音、自分から十分引き出して
パートナーシップについて真剣に考えさせられるとき。
たとえば現在付き合っている相手がいるなら、相手の転勤や転職など人生上の転機があり、今までのような関係を（放っておいては）維持できなくなるとか。
おそらく「本人同士の気持ちの問題ではない」けれど、「相手のことを大事に思っているなら、真剣に受け止めざるを得ない内容」なのかな。
そしてそれは必然的に、「自分は元々どんな結婚観、パートナーシップを望んでいるのか？」を深く考える必要が出てくるのでしょうね。現在フリーだとしても、何かしらの形でそこはあぶり出され、「実際のところ、私はどうなんだろう？」と自問自答するときになるのでは。
単に楽しく遊んでいたいだけ、楽しみたいだけならいいけれど（よくはないか？）、誰かと本当の意味で向き合っていくなら、当然ながら深いテーマはつきまといます。
好きだという気持ちは重要だけれど、それだけじゃ人生の中では…弱い。人はみんな理解されたいし、支えられたいし、必要ともされたい。いろいろな形で結びつける関係はやっぱり強いから。
そうなるためには、自分がどういうものを望んでいるのか、知っている必要がありますね。
自分を省みると共に、相手の言葉にもしっかり耳を傾けましょう。誰の言葉でもね。そのままに聞いて、「自分の聞きたいように聞く」じゃダメだよ。
