かに座
涙の理由が問えるほど、恋する女は賢くない
1/17に山羊座27度で起こる新月は、あなたの恋愛が正々堂々とした「真実の愛」である証拠が見たいという目的意識をもたらします。
真実であるという証拠さえ見せてもらえれば、次は「永遠の愛」という段階に進めるという根拠のない予感の中で、目的は設定されていきます。愛の証拠とはなんでしょうか? 証拠を出して! と言いたいのは、自信を失っているときです。証拠を見せるから、と言いたいときも同じです。
形のない「想い」に名前をつけて、ルールを作り、安心しようとするのがこの新月の一番強い影響です。
山羊座に月、水星、金星、太陽、土星、冥王星の6天体が集合する今回の新月、そのパワーは並大抵ではありません。
涙の理由が問えるほど、恋する女は賢くない
逆らえない運命の波の中にいます。
どういう流れに捕らわれているのか、ただひとり心細く暗い海を見つめているような心情です。自分の感情に嘘をつかない、それが今後の道を照らすたったひとつの方法です。
うれしいときも、哀しいときも、理由がなにかわからないときも、流れる涙を我慢しない、無感動にも、そのまま素直でいるというのが大事です。
あんなに心を尽くして説明したはずなのに、なにも届いていないのでは? という事実が、あなたを孤独で不安にしています。はたから見ればなにも問題がなく当初の願望がかなっているような状態でも、あなたの気持ちは置いてきぼりです。理屈ではない感情は、この時期は言葉にしても伝わりません。涙の光で、あなたの心を相手に届けてください。
そんな柄ではない、そんなことをしたら嫌われる、涙を流す理由は思いつかなくても、涙を我慢する理由はいくらでもあるのもわかります。でもここで泣かなければ、あなたの心は、誰かが決めた固いルールに押し込められていきます。
本意ならば暖かい愛の涙、不本意ならば抗議の熱い涙、それが届く相手でなければ、この先のあなたは人形です。
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旅行、映画