Appleの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsを手にした方の多くが戸惑うのが、AirPods本体に音量変更の機能がない点だと言われています。
一般的なイヤホンは有線無線に関わりなく、音量変更のためのボタンがあるのが普通なので、最初は戸惑うのも無理はないですよね(^_^ゞ
AirPodsの音量変更はiPhoneやApple Watchが便利だけど……
では、音量変更機能のないAirPodsで音量を調節するにはどうすればいいのか。
その方法のひとつがApple WatchのオーディオAppなんですが、これはApple Watchを持っていなければ使うことができません。
なので、たいていは「iPhoneの音量ボタンで直接変更するのがいちばんラクだし確実!」となるのですが。
iPhoneをバッグの中などに入れている場合は、いちいち取り出すのも面倒ですよね。
そこで活用したいのが、今回ご紹介するSiriに音量を変えてもらう方法なんです!
AirPodsからSiriを呼び出し音量変更してもらう
「音声でSiriに指示を出すのは苦手だからあまり使っていない」という方も少なくないでしょうが。
じつは、AirPodsはSiriの活用を念頭に設計されています。
そこで、AirPodsのダブルタップ設定にSiriを設定して、Siriに音量を変えてもらうようにすればいいのです!
「Hey Siri」の呼びかけをダブルタップでクリアできれば、あとは「音量を上げて/下げて」などの簡単な指示だけで済むので、音声で呼び出すよりもハードルが下がりますね。
ただし、音量変更の指示内容は意外と微妙。
私が確認した限りでは、「上げて」「下げて」でボリュームが1段階ずつ変わり、「最小にして」「最大にして」もその通りに変えてくれます。
ですが、「3つ下げて」や「5にして」といった数値込みの指定はできず、どの場合も音量最小になってしまいました。
一気に変えたいというニーズはかなりあると思うので、この点はiOSのアップデートで対応してくれると嬉しいですね。
ちなみに、「真ん中にして」に対してはこんな返答。
Siriは音量変更に関する賢さはイマイチのようなので、単純に1段階ずつの上げ下げ用と割り切った方が良いかもしれません。
Siriに慣れると他の機能も使えて便利
音量変更だけに限って言えば、Siriの活用は便利ではあるものの制限もけっこうあります。
ですが、再生するプレイリストを変えたり、曲のスキップ/巻き戻しをするのも、Siriさんはしっかりと対応してくれます。
周りに人が多い場所では使いにくいというのは確かですが、Siriによる音楽アプリのコントロールは、慣れるとなかなか快適です。
もちろん、AirPodsに限らず一般的なマイク機能付きイヤホンでも使えるので、イヤホンでのボタン操作が面倒な方はぜひ試してみてください!