iPhone 8/ 8Plusが発売され、もう少しで1ヶ月が経とうとしています。
そしてiPhone Xの発売まであとわずか!
しかしiPhone 8とiPhone Xってどこがどう違うのか。サイトを見てもいまいちよく分からないという人向けに、違いやそれぞれの特徴をまとめてみました。
ディスプレイの大きさが違う
まずはひと目見たら分かる通り、ディスプレイの大きさが違います。
iPhone 8は、それ以前の機種(iPhone 7/6s/6)とディスプレイのサイズが同じ。
それに比べてiPhone Xは、iPhoneシリーズ初の全面ディスプレイを採用。このディスプレイは「Super Retinaディスプレイ」と呼ばれ、ものを鮮やかに、より見やすく感じられるようになっているとのこと。
写真や動画なんかを見る時に、より違いが感じられるかもしれませんね。
本体サイズが少し違う
またそもそも、iPhone 8とは本体サイズが約1cmほど違います。
- iPhone 8…13.84cm
- iPhone X…14.36cm
それに伴いディスプレイの大きさも変わっています。(そもそも全面ディスプレイなので大きいのですが)
- iPhone 8…4.7インチ
- iPhone X…5.8インチ
iPhone 8 Plusのディスプレイサイズが5.5インチなので、それよりも大きいと考えれば想像がつきやすいですよね♩
カラーバリエーションが違う
iPhone 8/8 Plusのカラバリは、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3種類でした。女性はローズゴールドがなくなり、男性はジェットブラックがなくなり物足りない感じがしますよね。
そしてiPhone Xのカラバリはどうかと言うと…
- iPhone X…シルバー/スペースグレイ
ゴールドもなくなり、2種類のみになってしまったんです。
見た目の違いはこのくらいでしょうか。次は性能について、違いを確認していきましょう!
カメラ機能が違う
実際に本体の背面を見ると分かるのですが、iPhone Xにはカメラが2つついています。これはiPhone 7 Plusから、Plusサイズにのみ搭載されている“デュアルレンズカメラ”と同じもの。
今までデュアルレンズカメラはiPhone 7/8にはついておらず、Plusだけの機能だったのですが、それが今回iPhone Xには搭載されています。
このレンズで使える機能は主に、
- 光学ズーム、最大10倍のデジタルズーム
- ポートレートモード
- ポートレートライティング
ポートレートモードとその新機能は本当に写真が綺麗に撮れる機能なのですが、Plusのサイズは大きすぎるので、なくなく諦めていたところがありました。
けれどiPhone Xへの搭載で、Plusより小さいサイズでポートレートモードが使えるなんて!
インカメでもポートレートモードが使える
さらに、このポートレートモードが、インカメラでも使えるのだそう。
外カメラだけでなく、自撮りをする時や、大勢と横並びで写真を撮る時にも使えるのです!
ホームボタンがなく、新機能Face IDを搭載
iPhone Xは全面ディスプレイになっているので、当然ですがホームボタンはありません。
なので指紋認証を利用してのロック解除が出来なくなってしまったのですが、その代わりに顔を認証してロック解除をする“Face ID”という機能がついています。
内側についているカメラに顔が写るようにiPhoneを構えると、登録していた情報と比較し、ロック解除をしてくれるのだそう。
それに伴い、Apple Payの使用方法も顔認証を使うことになるとのことですが、どんな操作方法なのかは未だにイメージがつきづらいところがありますね。
バッテリーのもちが違う
気になるバッテリーのもち時間に関しても、iPhone 8とiPhone Xには大きな違いがあります。
- iPhone 8…iPhone 7とほぼ同じバッテリー駆動時間
- iPhone X…iPhone 7より最大2時間長いバッテリー駆動時間
全面ディスプレイなのに、Face IDを使用するのに、なんとiPhone 8よりも最大2時間も長く使うことが出来るんです!
各機能の使用時間で想定してみると…
- 連続通話時間…最大21時間
- インターネット利用時間…最大12時間
- ビデオ再生時間…最大13時間
- オーディオ再生時間…最大60時間
iPhone 8と比較すると、連続再生時間は7時間、オーディオ再生時間は20時間ほどの違いがあるんです。
基本操作方法が違う
全面ディスプレイになり、新機能Face IDを搭載したことで、基本操作方法にも違いが出ています。
ホーム画面への戻り方
ホームボタンがないため、ホーム画面への戻り方は、画面を下から上にスワイプさせる使い方になりました。
この使い方には、すぐに慣れることが出来そうですね。
マルチタスキングの画面を表示する
マルチタスキング画面への移動は、今までホームボタンの2度押しでしたね。
それがiPhone Xでは、画面の下から中央までスライドさせる使い方になりました。ホーム画面への戻り方と似ているので、最初は間違えて使うことが多くありそうな予感がします。
コントロールセンターの呼び出し方
ホーム画面への戻りや、マルチタスキングへの画面表示で、iPhoneの画面下から上に向かってのスワイプ・スライドを使用するので、今までその方法で呼び出すことの出来ていた、コントロールセンターの呼び出し方法にも、変更がありました。
右上からスワイプすることにより、コントロールセンターを呼び出すことが出来ます。
Siriの呼び出し方
またSiriを呼び出す際の操作にも変更があります。
ホームボタンの長押しではなく、電源ボタンの長押しにより、Siriが起動します!
Apple Payの起動方法
Apple Payを起動させる時のホームボタン長押しの操作方法も、電源ボタンを2回タップするという操作方法に変更になりました。
ボタンで使える機能の変更は、間違えることなく完璧に覚えるまでに時間がかかりそう…。
自分の声と表情をコピーした“アニ文字”が使える
そしてFace IDが使えるiPhone Xには、自分の表情、顔の動き、声などを模倣して表現してくれる「アニ文字」という機能も使うことが出来るんです♩
まるで絵文字のキャラクターになりきったかのような、不思議な体験が出来ます。
価格帯が違う
iPhone Xは、今までのiPhoneとはかなり違う価格帯になっています。
- iPhone 8…78000円(税抜)〜
- iPhone X…112800円(税抜)〜
最小価格が10万円を越えてしまうので、この点で購入に一歩踏み出せない人も多いのではないでしょうか。
ちなみにiPhone XのApple Careにかかる価格も、iPhone 8に比べて高くなっています。
- iPhone 8のApple Care…14800円(税抜)
- iPhone XのApple Care…22800円(税抜)
約8千円ほど差があるのですが、背面ガラス、全面ディスプレイともなると、この価格になってしまうのでしょう。
結局iPhone 8とiPhone Xどっちにする?
改めて考えてみると色々と違いがありましたが、個人的にはこのサイズでポートレートモードが使えることに心惹かれます。
まだ予約・発売まで時間があるので、もう少しじっくり考えてみてもいいですね♩
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