App Storeを覗いていたら、ふと気になるアプリを見つけました。
“「あ、パンツない」にさようなら”というキャッチコピーが絶妙な脱力感を漂わせるアプリ『ZanQy(ザンキ―)』です。
どうやら下着の枚数をカウントしてくれるアプリで、洗濯のタイミングが難しい梅雨時期に活躍してくれそうな予感!
やたらとスタイリッシュな下着カウンター
気になったので早速使ってみることに。
まずは、管理したい衣類の枚数を登録します!下着だけでなく、くつ下、シャツ、インナーも選択肢に入っていて、活用の幅が広い☆
登録した枚数から、1日1枚ずつ減っていき、残数が少なくなったら通知がきます!
そろそろ洗濯をしないとマズイですよ〜というサインなわけです。
ありそうでなかった、かゆいところに手が届くアプリ『ZanQy』は一体どのように生まれたのでしょうか?
アプリ開発元meuronの森上さんにお話を伺いました!
きっかけは社内チャットのつぶやき
—アプリのアイデアはどのように生まれましたか。
私が洗濯をし忘れて、「パンツの残機がないので出社しません」と社内チャットでつぶやいたところ、ZanQy(ザンキ―)の名前とともにこのアプリを作ることになってしまいました。
この説明をする度に、私の生活力の低さが露呈していくようで辛いところがあります。
—リリース後の反響はいかがでしょうか。
AppStoreのトップにある『新着ベストApp』に掲載されて、露出が格段に増えました。“「あ、パンツない」にさようなら”のコピーや、アプリのコンセプト、App Storeのテキストを面白がってくれる方が多かったです。
ただ、周囲の人間に「最近なにやってるの?」と聞かれるのが少し恥ずかしくなりました…。
—現在どれくらいのユーザーが利用していますか。
現在はまだ5000人くらいのユーザー数です。
正直、数は大したことないのですが、こんなアプリを5000人も使うと思ってなかったので驚いています。
—制作する上で特に力を入れた点はどこでしょうか。
笑いに変わるくらい、アプリのクオリティと内容のバランスを悪く設計したかったので、内容やテキストは極力面白くなるように、アプリそのものは極力美しく見えるように、世界観構成に力を入れました。
そのバランスの悪さを担うものの1つとして、無駄に細かいアニメーションを大事にして、なるべく触り心地の良いものを目指しました。
「ただパンツを数えるアプリ」として始まったこのアプリ開発のために、徹夜をしたり会社に寝泊まりするメンバーがいまして、ちょっとこの人たち尋常じゃないなと思うこともありました。
—下着を数える以外に、おすすめの活用法はありますか。
ワイシャツは意外と使いどころあるかなと思います。クリーニングに出す周期とかがバラバラの方には特におすすめです。
あとは裏技的になりますが、衣類じゃなくても、毎日消費していくものは追加しておくと便利かもしれません。
—今後どのような新機能を予定していますか。
インナーが無くなった時にやたらお洒落なインナーを勧めてくるお節介な機能や、ワイシャツがなくなりそうなタイミングで宅配クリーニングサービスを呼んでくれるような機能を考えています。
―ありがとうございました。
社内チャットのつぶやきがアプリ化のきっかけとは驚きました!
下着を数える以外にも、ライフスタイルにあわせた様々な活用法が見つかりそうです♪
ユニークな新機能も含め、『ZanQy』の今後に期待が高まります!
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆