iPhone標準カレンダーを活用している方なら既にご存じかと思います。 iOS 5で標準カレンダーもいくつか機能が追加され、なかなか良い感じです!直感的な操作で使いやすくなった印象を受けますね。
また、iCloudサービスの活用によってiCloudカレンダーでのスケジュール管理も便利になりました。カレンダーごとに共有する事も可能になり、仕事仲間との共同作業スケジュールやサークル仲間とのイベント共有などにとても役立ちます!
[新機能]
- iPhone横向きで週表示が可能、iPad年表示が追加
- カレンダー上を長押しで新規スケジュール作成が可能
- ドラッグでスケジュール日程変更(移動)が可能
- iCloudカレンダーで家族や仲間との共有が可能
❶横向きで表示スタイルが変わる!
iPhoneカレンダーでは「リスト」「日」「月」の3パターンでしか表示できませんでした。iOS 5になってからは週表示も可能に!
iPhoneを横向きにすると⇩こんな風に週表示されます。
iPadはカレンダー上部に「年」ボタンが追加表示されているのでタップするだけで年表示が可能です。
週表示と言っても1週間単位ではありませんが、左右にスワイプして画面の切替なくスムーズに翌週のスケジュールを確認することができます。
❷新規スケジュールはカレンダー長押しでサクッと作成!
今までは新規スケジュールを作成する際、画面右上の「+」をタップし作成していました。iOS 5によって作成したいカレンダー上の日時部分を長押しすることで簡単に新規作成ができるようになりました! 例えば、カレンダー上の「11月18日 16:00」部分を長押しすると、その日時がそのまま反映された新規作成画面が表示されます。長押しといってもわずか1秒程です。
❸日程変更になったスケジュールはドラッグで簡単変更!
作成済みの予定がもし日時変更があっても簡単に変更ができるようになりました!今までなら、その予定をタップ選択し、編集ボタンから変更という手順でしたが、今回からその予定を変更したい日時の位置へドラッグで変更できとても便利になりました♪ 直感的な操作で変更できるのは便利ですよね。
移動だけでなく、その予定にかかる時間の調整もドラッグで調整できるようになりました!調整したい予定を長押しすると「●」が予定枠に表示されます。●印をドラッグすると時間を短く調整したり、長く調整したりととても楽に編集できます。
❹iCloudカレンダーの活用でスケジュール管理が楽々!
iCloudカレンダーを活用することによって、仕事仲間・家族・サークル仲間・ママ友仲間などそれぞれ共有したい人達だけとの共有カレンダーを作成することができます。iPhone標準カレンダーから直接共有設定はできませんが、Web版iCloudで設定することで、iPhoneやiPadにも反映されるのでいつでも共有行事を確認または編集することができます! 【 設 定 】 iCloudカレンダーを利用するには、「設定」アプリの「iCloud」>「カレンダー」をオンにする必要があります。
※後程、説明しますが、この時に「連絡先」もオンに設定しておきましょう。 オンに設定後、左上の「カレンダー」をタップするとiCloudカレンダーが表示されています。
【 出 欠 確 認 】iCloudカレンダーをオンに設定すると、新規スケジュール作成時に「予定出席者」という項目が追加表示されます。例えば、女子会など出欠確認が必要な予定の場合にはお誘いする相手を「予定出席者」で選択することで作成完了後、自動的にその相手へメールでスケジュール連絡がいきます。この時、iCloudの連絡先をオンに設定しておけば、「+」をタップするとiPhone連絡先から簡単に選択が可能です。
※連絡先をオフにしている場合は、「+」をタップしてもiPhone連絡先一覧からの選択はできず、相手のメールアドレスを入力する必要があります。
予定出席者に登録した相手には「参加依頼が届きました」のメールが届きます。受け取ったら“参加” “欠席” “仮承諾”のいずれかをタップすると、依頼者へ返信されます。 また、「ダウンロード」部分をタップすると「イベントを作成」「カレンダーに表示」「コピー」と3つのメニューが表示されます。標準カレンダーに登録するには「イベントを作成」をタップし、ただカレンダー表示で閲覧したい場合は「カレンダーに表示」をタップします。 (注:カレンダーに表示を選択してもその予定はカレンダーに登録されません)
参加依頼をした相手が返信しても、通知はされないようなので返信されているかどうかはカレンダーを起動し確認する必要があります。イベント詳細から確認できます。
【 共 有 設 定 】 では早速、カレンダーを共有してみましょう! 共有設定はパソコン上でWeb版iCloudから行います。Web版iCloudにアクセスし、カレンダーをクリック。
左側に表示された各カレンダー名の右側にあるマークをクリックすると「カレンダー共有ページ」が現れます。プライベートカレンダーを選択し、共有者のApple IDを入力し、共有をクリック。共有設定したカレンダーはマークが緑色に変わります。
共有者それぞれに対し、表示のみまたは表示と編集と指定することもできます。
共有設定はこれで完了です!!簡単でしょー♪
カレンダーに表示中の予定をダブルクリックで編集や削除が可能です。先程、iPhoneから「予定出席者」で選択していた相手ももちろん、しっかり同期されています!
【 ス ケ ジ ュ ー ル 新 規 作 成 】 パソコン上で新規のスケジュールを作成するには、カレンダー上でダブルクリックすると作成画面が表示されます。または、画面右上の設定ボタンをクリックで新規作成が可能です。パソコン上で新規作成したスケジュールも、iPhoneカレンダーで確認すると瞬時に反映されていました!
また、スケジュールだけでなくiOS 5で追加された「リマインダー」で作成したToDoも共有することができます!ToDoが共有できれば、1つの業務を複数の仕事仲間と取り組む場合にとても役立ちます!もちろん、共有者全員が編集や完了などの✔も加えることができます。 共有設定方法は、カレンダー共有設定と同様の手順になります。
iPhone標準カレンダーやリマインダーは標準「設定」の通知設定で、通知オンに設定しておけば通知センターにも反映されます。
実際試してみて言えることは、特別難しい設定がなく簡単に同期でき、iPhoneカレンダー⇔Googleカレンダー間を同期するよりも反映が早い!そして、スケジュールの共有も簡単にでき、共有者全員が編集可能になるので便利!ということ。 使い心地は人それぞれ好みがあるかとは思いますが、一度試してみて下さい。