「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
“自分のため”に纏いたい、ye22「EAU DE PARFUM」
「ye22(イエバンドゥ)」が展開しているのは、身体に馴染む「香り」のプロダクト。
香りはしあわせへと導く要素の1つと考え、いわゆるヨーロッパの伝統的な香水とは真逆のアプローチで、あくまで自分のためのパーソナルなものとしての用途を提案しています。
ラインナップしているのは、ブランドディレクターの細川さんが世界各地から得たインスピレーションを閉じ込めたフレグランスの数々。ナチュラルな中に、センシュアルなセクシーさを感じられるのが特徴です。
パリでのロマンチックな夜を思わせる『Le Marais』
『Le Marais(ルマレ)』(税込1万3200円)のイメージの元になっているのは、フランス・パリ3区から4区に広がる人気エリア「マレ地区」。
夜更けのマレ地区の暗がりの中で真紅にともるバーやラウンジのライト、そして素敵な人と過ごす夜を思わせる、深くて甘酸っぱい香りです。
甘酸っぱく軽やかなカシスにはじまり、ドライなレザーと真紅のローズへ、そして深く甘いムスクへと香りが変化していく様子は、まるで恋愛の始まりから徐々に関係が深まっていくよう。
ジュニパーベリーのフレッシュなスパイスが、どこか爽やかさも感じさせます。
南仏の街並みや青い海を描いた『Villefranche-sur-Mer』
フランス南部に位置するプロヴァンスの街にインスパイアされた、『Villefranche-sur-Mer(ヴィルフランシュ-シュル-メール)』(税込1万2100円)。
爽やかで瑞々しいグリーンフローラルやカーネーションのスパイシーな印象に、南仏らしいカラフルな路地や、青く美しい海の記憶が蘇ります。
さりげなく香るムスクが全体をソフトにまとめ、ラストはパチュリやアンバーのスモーキーな余韻へ。リゾート地へバカンスに出かけたときのような、心身が浄化される感覚を味わえるかもしれません。
遠くのどこかに思いを馳せて
香りはこのほか、ブランドのシグネチャー的存在の『Upper West Side』と、アメリカ・シアトルのビーチから着想を得た『Alki Beach』の2種類がラインナップしています。
さまざまな“場所の記憶”を閉じ込めた「ye22」独自の香りは、滞在したことのある街の想い出を呼び起こしたり、まだ足を踏み入れたことのない都市への憧れを増幅させたり…。纏う人の世界を広げてくれるかもしれません。
About「ye22(イエバンドゥ)」
ファッションPRの細川麻里子さんが手がける、香りに特化したライフスタイルブランド。
ブランド名の「ye(イエ)」とは、聖書の中で「あなたがた」という意味で使われている言葉。「22」は、ブランド設立年である「2022年」が由来。
“2022年から、自分(あなた)だけのストーリーを生きる”という意味が込められています。
プロダクトには、細川さんが日本と海外を行き来する生活で得たインスピレーションを反映。シンプルでミニマム、かつ美しく心動かされるデザインにもこだわりが覗きます。
メイドインジャパンであることに加え、原料には天然由来のものを中心に使用し、石油由来成分、動物性由来原料、合成着色料、鉱物油を使っていないのも特徴の1つ。
香りは他者のためではなく自分のためのパーソナルなものと考え、心地よく自分軸で前を向いて進んでいくことを提案するブランドです。