キアヌ・リーブス主演の『スキャナー・ダークリー』という映画があります。10年以上も前の作品ですが、その当時としては画期的な手法を使っていて、話題となりました。それは、全編実写として撮影した後に、その映像をトレースしてアニメーション化するというものです。
実写のはずなのにアニメーションという映像に、観客は、幻覚を見ているような、現実と夢の間を行ったりきたりしているような不思議な感覚に襲われました。
今回紹介するアプリ「Olli by Tinrocket」で加工した写真やビデオは、まさに『スキャナー・ダークリー』をほうふつとさせるのです。
不思議だけどカッコいいアニメーションスタイルがたくさん!
Olliを起動すると、「CAPTURE」モードになっているので、すぐに写真やビデオの撮影を始められます。
「STYLES」で、スタイルを変更できます。スタイル名をタップすると、リアルタイムで効果が変わるので、選ぶのも簡単です。
そのままでも、スタイルはたくさんありますが、さらにいろいろなスタイルを使いたい場合は、パッケージを購入できます。
また、「Free」と書いてあるスタイルは、無料で追加ダウンロードできます。
スタイルを並べ替えたり、表示/非表示を切り替えたりして、使いやすくカスタマイズできます。
撮影済みの素材を読み込んで加工できる
「LIBRARY」をタップすると、撮影済みの写真やビデオをOlliに読み込んで、スタイルを適用できます!
この場合、先にスタイルを選んでから、写真やビデオを読み込みます。
写真なら、明るさやコントラストを調整できますし、ビデオなら、長さを調整できます。
写真またはビデオの編集が終わったら、目的のアイコンをタップして、作品を保存したりシェアしたりしましょう!
GIFやLive Photosとして書き出すこともできます♪ また、ビデオの品質も720pまたは1080pの2種類から選択できます。
Tinrocketは、「Waterlogue」や「This」といった人気アプリの開発元でもあります。この新しい手描きアニメーションの世界に、ぜひひたってみてください。きっと病みつきになりますよ☆
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※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆