AirPodsをはじめとしたBluetoothイヤホンやヘッドフォンは、本来であればバッテリーウィジェットでそのバッテリー残量を確認することができます。
ところが、特定の状況においてこれらが表示されない不具合があります。
今回は、その現象の原因と解決方法をご紹介します!
バッテリーウィジェットにAirPodsなどのBluetooth機器が表示されない!
iPhoneのバッテリーウィジェットは、iPhone本体やApple Watchなどのバッテリー残量をリアルタイムに表示することができて、サッと確認するのになかなか便利。
ですが私の環境では、なぜか以前からBluetooth接続のイヤホン/ヘッドホン類が一切表示されなくなってしまっていました。
Bluetooth機器を接続すると、こんな風に空白スペースが増えるのですが、そこに機器が表示されないんですよね。
どのBluetoothイヤホンを接続しても同じ現象だったので、2つまでしか表示できないのがiOSの仕様なのかなあと諦めていたのですが…
ある日、iPadでAirPodsを使っているときに気がついてしまったのです。
「あれ、ふたつどころか4段でも表示できてるじゃん!」と。
そこで、この表示不具合はもしかしたらiOSの設定によって起きているのではないかと、iPhoneとiPadで設定の異なるか所を調べ、影響している部分を探してみることにしました。
バッテリーウィジェットの表示不具合は「文字サイズ」が原因
結論から言えば、バッテリーウィジェットにBluetooth接続機器が表示されない不具合は、設定で「文字サイズ」を変更していることが原因でした。
私は文字サイズを最小にしていたのですが、これによりバッテリーウィジェットに空白スペースしか表示されないようになっていたんです!
文字サイズを変更するには、「設定」アプリから「画面表示と明るさ」→「文字サイズを変更」と進みます。
ここで文字サイズの調整スライダーを中央に戻すと……。
接続されたすべてのBluetoothイヤホンのバッテリー残量が表示されるようになりました!
iPhoneやApple Watchのバッテリー残量はウィジェットを使わなくても簡単に確認できますが、イヤホン類は他に確認する方法がなかったり、あってもめんどうだったり大雑把だったりしますからね。
同じ現象で困っている人は、ぜひ参考にしてください♩
なお、文字サイズを変更すると標準アプリの多くで見え方が変わり、表示できる情報量も変わってしまいます。
バッテリーウィジェットの表示問題は明らかにiOSの不具合なので、今秋にリリース予定のiOS 12では改善されるといいですね!