今年から国民の祝日に加えられた「山の日」を、みなさんはどう過ごしましたでしょうか。
そんな山の日を記念してApple Store銀座で行われた、山岳写真家のイベントに行ってきましたよ!
山の日にちなんだイベントということで、テーマは「iPhoneで山の写真撮影を楽しもう」。
iPhoneで撮る大自然の写真撮影のコツやヒントを、たくさん聞いてきました!
- どの角度から山を撮りたいか。撮る前に使うアプリ
- iPhoneで一眼レフのような写真を撮るコツ
- 写真だけでなく、動画でも山を楽しもう
撮る前に使いたいアプリ
今回、色々とお話をしてくださったのは、山岳写真家の園部大輔さん。
同じく写真家の森田真一さんと辰ノ口奈稔子さんを特別ゲストに、楽しくiPhoneで山を撮るコツを話してくれました!
まず最初に紹介してくれたのは、「日の出・日の入時刻」というアプリ。
このアプリでは、日の出・日の入時刻のほかに、各方角も知ることができ、例えば「ダイヤモンド富士」を撮る時などに重宝します。
方角を確認したあとは、純正のマップアプリで「航空写真」表示をし、どこから撮れば綺麗に撮れるかを考えるのだそう!
こうして撮られたダイヤモンド富士がコチラ。
とっても綺麗ですよね。ちなみにこの方法を使えば、ダイヤモンド富士は1年中撮ることができるそうなので、ぜひチャレンジしてみてください☆
iPhoneで一眼レフのような写真を撮るコツ
次にお話してくれたのは、iPhoneでまるで一眼レフで撮ったかのように、綺麗な写真を撮るコツ。
山を登る時に重い機材を持っていくのは大変ですからね!
- グリッドを出す
- 明るさを調整する
1つ目のポイントは、カメラの設定をすること。
あらかじめ設定しておきたいのは、「グリッド」。
このグリッドを出すことにより、水平で、より美しい、人の関心をひくことのできる写真を撮ることができるのだそう!
ポイントは真ん中の長方形の四角に、被写体を持ってくることです。
こうしてグリッドを使うだけで、水平のとれたこんなに素敵な写真が撮れます。
2つ目のポイントは、明るさの調整。
iPhoneユーザーが、意外に知らない撮影画面の明るさ調整。
画面をタップしたまま、指を上下に移動させ、明るさを調整していきます。
これで暗い場所でも、風景やモノをはっきり写すことができますよ!
うまく調整すれば、肉眼で見る時以上に綺麗な写真になるはず☆
またこの時、「HDR」もONにしておくと、さらに綺麗に仕上がります。
動画でも山を楽しむ
さらに、動画撮影をするのもおすすめ!
ビデオ撮影の設定を「4K/30 fps」にしておくことで、見返してため息が出るような美しい映像を残すことができます!
奥多摩ロックガーデン、癒しの渓流
実際に園部さんが撮った映像がコチラ。iPhone 6s Plusで撮った動画なのですが、手ぶれ補正もかかっていて、本当に綺麗に撮れていますね。水が流れる音もばっちり聞こえます。
おすすめスポットはアプリでチェック
そんな園部さん、森田さん、辰ノ口さんの撮った写真は『Nature's Best』のアプリから見ることができます。
どの写真をどこで撮ったのか、地図から確認できるので、おすすめスポットのチェックとしても使える!
ぜひ紹介した山を録る綺麗にコツや使いたいアプリと共に、1年を通してその時々の美しさに表情を変える山の写真を撮ってみてくださいね♪
画像元:AirPlace Photo