iPhoneでOffice形式のファイルを扱う方法はいろいろありますが、「これだ!」というアプリやサービスはこれまでなかなかありませんでした。
有名なところでは
- PagesやNumbersなどのiWorkアプリ
- Microsoft Office Mobile
- Googleドキュメント
- キングソフトオフィス
などのアプリがありますが、どれも一長一短。
iWorkは使いやすく美しい文書を作れるものの、Officeファイルとの互換性はいまいちだったり。
閲覧はできるけど編集はできないアプリだったり。
編集はできるけど操作性が非常に悪かったり。
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「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」に単体アプリが登場しファイルが探しやすく♪
そんな中、最近使い始めた『ポラリスオフィス』というアプリが、みきしろ的にはとってもイチオシ。
さっそく行ってみよー!
利用には会員登録が必要ですが、Facebookのアカウントでも利用できます。
無料プランでは使用できる機器は2台までとなっています。
iPadを持っている人も、iPhoneとあわせて使うことができますね。
新規文書を作る際は、まっさらなブランクドキュメントだけでなく、いくつかのテンプレートから選ぶことができます。
作りたい文書に近いものがあれば、ここから選ぶのが便利そうです。
Excel形式のスプレッドシートのテンプレートを開いてみました。
さすがにひとつひとつのセルは小さくなります。
ですが、編集の際は拡大表示できるので問題ありません。
文字列を入れるのか、数値を入れるのか、関数を入れるのかも簡単に選べます。
基本的な関数はだいたい使えるのがありがたいですね。
パソコンのExcelで作ったファイルを読み込んでみても、関数が使えないとかセルの結合が認識できないとかの不具合はまったくありませんでした。
Word形式のワープロ文書だってこの通り。
装飾などの互換性も高いですよ☆
保存したファイルは登録してある別の端末でも開けるほか、DropboxやOneDriveなどのオンラインストレージサービスも使えます。
ただし、無料プランではクラウド上のファイルをポラリスオフィス上にコピーして読み込む機能しかないので、オンラインストレージに再保存したいときは「共有ボタンからDropboxで開く」などの操作が必要となります。
この点に関しては、OneDrive上のファイルを直接扱えるMicrosoft Office Mobileや、GoogleDrive上のファイルを直接扱えるGoogleドキュメントに一歩譲るかもしれません。
ですが、それを考慮しても互換性の高さと使い勝手の良さはピカイチ。
何より無料なのが嬉しいところ。
Officeファイルを扱う機会のある人は、ぜひ試してみてください!
なお、有料のプレミアムプランにアップグレードすると、利用できる端末の台数が5台に増えるほか、オンラインストレージから読み込んだファイルを直接その場所に保存することができるようになります。
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆