「Evernote Business」は、社内、あるいはグループでの知識やアイデアの蓄積、共有を目的としたサービスです☆Evernoteは、何でも保存しておける引き出し。その引き出しには、ネットのどこからでもアクセスできます。アイデア、情報、日々の記録などをEvernoteに溜め込み、様々な形で活用している方も多いのではないでしょうか。Evernoteアカウントを「Evernote Business」にアップグレードすると、個人のノートは月間アップロード容量が 2GB に拡大。さらに会社には、ユーザ 1 名につき毎月 2GB 分のアップロード容量が、全ユーザ間で一緒に使える部分として割り当てることができちゃいます♪
「一緒に使う」とは、すなわちノートの共有です。ビジネスノートブックを使えば報告書や企画書などの形の整ったものはもちろん、ちょっとしたアイデアやウェブクリップであろうと、必要なものは全て社内全体で共有することが可能なんです。Evernoteでの共有の素晴らしいところは、それが「無意識」に可能なところ!社内の誰かが知識や情報、アイデアを持っていたとして、それを必要とする者がそのことを知るのはとても難しいのが普通です。けれど「Evernote Business」においては、新たにノートを作成したり Web 検索すると、Evernote が個人と会社の両方のアカウントの中から、最も関連深い情報を表示してくれます。つまり公開されたノート(知識、情報、アイデア)は蓄積されるだけでなく自然に共有されることとなり、仕事の効率化が進みますね☆もちろん蓄積された情報に、意識的にアクセスすることも可能。まずはビジネスライブラリを覗けば、同僚が保存した重要書類やプロジェクト資料、調査報告などにアクセスできます。 ここで「ノート」「ノートブック」「ビジネスライブラリ」という言葉を整理してみます。「Evernote Business」に情報を保存するための基本単位が「ノート」です。テキスト・写真・音声・Web クリップ・PDF・ファイルなど「ノート」にはほとんど何でもキャプチャできます!「ノートブック」は複数のノートを関連付けてまとめたもので、Evernote で情報を整理するための手段です。ノートをチーム別・プロジェクト別・製品別に整理するなど「ノートブック」は様々な方法で使用できます。個人のノートブックとその中のノートはすべて、そのユーザのみが管理・アクセスでき、完全に非公開です。それでいて必要なものは「ビジネスライブラリ」に公開することによって、仲間とは簡単に共有することができます。 「ビジネスライブラリ」とは、全従業員で利用できるビジネスノートブックが一元管理された場所、従業員がお互いの知恵や各種コンテンツを共有、発見、そして活用できる場となるわけです。さて、気になる「Evernote Business」プレミアムサービスのコストですが、1ユーザあたり、月間 900円(最低2名から)となっています。単純にコレまでのプレミアムサービスの倍のコストで、4倍の月間アップロード要領が得られることから考えても決して高くはないのでしょう☆ そしてEvernoteは、自前のサーバーに置いたデータに各自がアクセスするだけの名ばかりのデータベースとはちがいます。 Evernoteの持つ強力な検索機能で新しい情報やノウハウ、知識を社内で共有できれば、あらゆる細かい仕事を効率化できるでしょう。それも、簡単に! これまでの Evernote は主に「個人」の生産性をアップするためのツールでした。個人だけでなく、会社組織全体の知識を蓄積できるツールとなった「Evernote Business」は、ビジネスツールとして死角無しですね♪