純正リマインダーアプリの気に入らないところ。それはタスクが一括リスト表示しかできないこと。機能、デザインともにシンプルなリマインダーアプリ「Rec Rem」を使えば、その短所をカバーしてくれます。登録した「やるべきこと」を、「週、月、年」ごとにリスト化してくれるので、とっても見やすくてGood☆ スケジュールを組むときに確認するのに最適です♪リマインダーアプリを使い始めて最初のうちは、タスクの期限が迫ったら通知してくれることだけで嬉しくて、「なんて便利なんだろう。これで大事なことを忘れずに済む!」と思ったものでした。しかし考えてみれば、「期限が迫ったときには、もう遅い」ということばかりです。ゴミの日だったら前日または当日の朝に準備するし、ガス代をコンビニから入金しようと思ったら、それまでに銀行からお金をおろさなくてはいけません。誕生日のプレゼントはしばらく考えた末、1週間くらい前に用意するでしょうか…。それぞれに適した通知がくるように設定すると、誕生日だったらプレゼントを選び始める1ヶ月前と、購入する1週間前と、おめでとうと伝える当日の3回は通知させないと…。これは全然クールじゃありませんね! 餅は餅屋、と言いますけれど、それぞれに適したアプリを使うのが一番。リマインダーアプリは期限を通知してくれれば良いタスク(例えば子どもの習い事のお迎えの時間など)だけを登録することにして、期限までにワンアクションしなければならないタスクは、「Rec Rem」で管理することにしました。 「Rec Rem」は、「毎週やること」「毎月やること」「毎年やること」と、それぞれが一目で分かるようにリスト表示できます。「毎週」のリストでは、曜日が決まった出来事を登録します。 毎週決まったゴミの日ですが、うっかり捨て忘れることがあるので「Rec Rem」に登録しました。リマインダーで通知してもらうとそのときは思い出しても、「あとでやろう」と思ってそのまま他のことをしているうちに忘れてしまいがち。機械に頼った受動的な行為ばかりでは、ダメですね☆ 「今日はプラスチックゴミの日だな!」などと、毎朝自らリストを確認して行動することで、絶対忘れません♪「毎月」やることのリストです。このリストを確認することで、その日までにしなければならない用意も含めて、自分の頭の中で整理します。もし「振込」の3日前に「銀行でお金を下ろす」というタスクとリマインダーを設定したとしても、毎月3日前に銀行にいけるわけではありません。それだったらリスト表示をチェックして、自分で銀行へ行くスケジュールを調整するようにした方が確実です。設定した日付を過ぎると、タスクが完了したものとして自動でチェックマークが入ります。もしまだタスクが済んでいなければ、タップしてチェックを外してあげましょう。未完了のタスクの分は、バッジが表示されます。「毎年」のリストです。誕生日を入力してみました。これもやはり、リストを見ながら自分のスケジュールに合わせて準備できるのが良いところです。来月18日は「隆さんの誕生日」なので、何をプレゼントしようかそろそろ考えよう、というところです。このアプリの機能は、至ってシンプル。左上の「+」ボタンから、新規タスクの追加です。新規タスク追加の入力画面はたった3行しかありません。時間などは設定できませんので、そこは純正リマインダーアプリなどと使い分けましょう。 1番上がタイトル入力です。2行目をタップして、毎週「Weekly」の予定なのか、毎月「Monthly」なのか、毎年「Yearly」なのかを選択します。3、4行目は上での選択に応じて、毎週なら「何曜日の予定か?」、毎月なら日にち、毎年なら月日を入力します。App Storeのランキングに入っている「Any.DO」や、「Wunderlist」といったToDoアプリも試してはみました。もしタスクマネージを一つのアプリだけで済ませたいなら、そちらを試してみてください。しかしメインで使っているスケジュール/タスク管理アプリがあり、さらに純正リマインダーとの併用を考えた場合、極限までシンプルな「Rec Rem」を導入して、「週、月、年」ごとのリスト表示を補ってもらうのがイイ感じのようです☆