今までは、Safariから、たとえばWebページをEvernoteに保存したり、他のアプリで開いたりするためには、JavaScriptをSafariに登録しておくなどの、何らかの手間が必要でした。
でも、iOS 8では、「アプリケーション拡張機能」の中の「共有」機能によって、そのような手間が大幅に軽減されました♬
アプリケーション拡張機能とは、アプリ同士の連携を強化する機能のことです。共有機能の他、カスタムキーボードが使えるようになったのも、このアプリケーション拡張機能のおかげです。
たとえば、iPhone女史のWebサイトをSafariで表示してみましょう。
アイコンの感じが変わってはいますが、見慣れたSafariの画面です。
ところが、画面下部の[共有]アイコンをタップすると、iOS 7にはなかったメニューが表示されます。
AirDropの下の段には、メールやSNSで情報を共有するためのアイコンが並んでいますが、[その他]というアイコンが追加されています。
[その他]では、[アクティビティ]として、Safariの共有オプションに対応しているアプリの一覧が表示されるのです!
オン/オフの切り替えや、よく使うアプリを先頭に持ってくるなどの並べ替えができちゃいます(´▽`)
さらに、下段のアイコンをスライドしていくと、また、[その他]アイコンが表れます!
名前は同じ[アクティビティ]ですが、1Passwordなど、表示しているWebサイトに対してアクションを実行できるアプリを使っている場合に、表示されるようです(まだサンプルが少ないのですが...)。
いろいろと面倒だったアプリ間の連携が、これでかなり楽になりますね☆
個人的には、この機能が使えるようになっただけでも、iOS 8にしたかいがあったと思っています。