モバイルに特化した調査研究を行うMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、子どもを持つ20歳~49歳の女性を対象に「2014年子供を持つ母親の携帯電話・スマートフォンに関する意識調査」を実施。
結果を8月19日に発表しました。
2014年の調査では、子どもに携帯を持たせる割合がついに5割を超えました。
内訳を見ると、小学校低学年ではやはりまだ低いものの、高校生にもなると9割を超えてきます。
また、持たせている携帯端末の種類にも特徴が見られます。
小学生ではおよそ半数が「子ども向け携帯電話」になっているんですね。
一方、高校生になるとスマホが8割以上。
これは、小さな子どもには余計なアプリや通話を行わせず、決められた相手との連絡用に持たせているのではないでしょうか。
なお、母親の意見としては、子どもに携帯電話を持たせるべきか否かについて、見事に賛成と反対の意見が二分されています。
普段の、あるいは緊急時の連絡用として安心なツールである一方、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれる怖れもありますからね。
どちらの心情も確かにわかります。
もっとも個人的には、子どもに携帯端末を持たせるのには賛成です。
刃物や火の扱い方と一緒で、危険であることを理解させた上で、正しい使い方を身に付けてもらうことが大切なのではないでしょうか。
参照:MMD研究所/小学生低学年の半数が「子供向け携帯電話」を所有