6月30日に電波環境協議会が、医療機関での携帯電話使用に関する指針案を公開しました。
主な内容は、従来の使用規定を緩和するといったもので、医療機器や携帯電話の進化が考慮されています。
なぜ病院で携帯を使ってはいけなかったの?
なんとなく病院内で携帯電話を使ってはいけないという認識がありますが、本当の理由について知らない方もいると思います。
ガラケーやスマートフォンは、微弱ながら常に電磁波を放っています。この電磁波が、医療機器の誤作動を招いたり、故障の原因になる可能性があると考えられ禁止となっていました。
また、最近の端末はカメラ付きのものが多く、個人情報の漏えいを心配する声もあるようです。
電磁波の弱いスマホ、電磁波に強い医療機器
iPhone女史でも紹介しきれないほど、スマホは日々進化しています。電磁波は従来から体に悪影響を及ぼすとされ、常に前線で開発に取り組まれていました。
そのおかげか、現在の携帯端末は微量の電磁波でより遠くまで飛ばすことが可能になりました!
医療機器に関しても、技術向上により電磁波に強い機器が増えてきたとのこと。以前から懸念されていた電磁波問題の解決も近づいています。
病院内で使うときの注意点
電波環境協議会は、病院の場所ごとに使用する際の注意点を公開しています!
(1)食堂や待合室等、(5)携帯電話使用コーナーなど、通話とメールどちらも使用できる場所であっても、大声での通話や歩きスマホには注意してほしいとのことです。
最終的には本人のマナー意識
病院で携帯電話が使えると、入院手続きや病状報告などかなりスムーズに行えます!しかし、マナーを守れなければまた禁止となる可能性があります。
病院に入る前には必ずマナーモードにする、また禁止されている場所では絶対に使用しないなど、1人1人がしっかりとマナー意識を持つことが求められています。
画像・参照元:電波環境協議会