英語で読書を楽しんでいる人も、英語の試験のために勉強している人も、もう少し英語を速く読めるようになりたいな、と思っている人は多いですよね。
英語の文章を読むのが、どうしても遅くなってしまう原因の一つに、頭の中でついつい音読してしまう、というのが挙げられます。
そこで、音読する暇もなく、テキストが現れては消えてくれたら、どうでしょう?
単語を見た瞬間に意味が思い浮かんでいないと、次々に続く単語の波にのまれてしまうような状況なら、気づいたら、音読しないで読めるようになっているかもしれません。
そんな状況を作り出して、速読トレーニングをさせてくれるアプリが「Textio Speed Reading」です♪
Textio Speed Readingには、あらかじめ、いくつかの小説や説明などが登録されています。試しに、ルイス・キャロルの「Alice's Adventures in Wonderland」をタップしてみます。
画面には、本文のほかに、読んでいる箇所を表すスライダーと、速読スピードを調節するブックアイコンのスライダーが表示されています。
まとまった文章を、1ページずつ読みたいときは、上のスライダーの左右にある矢印をタップして、読み進めます。
速読で読みたいときは、ブックアイコンのスライダーを左右に移動させて、速読の速さを指定してから、ブックアイコンをタップします。
単語が1語ずつ、指定した速さで次々に表示されます。
速さは200〜800wpm(語/分)の範囲で設定できますよ☆ 速さは、読んでいる途中でも変更できます。
速読の素材には、テキストファイル(*.txt、UTF-8)、HTMLファイル、一部のPDFファイルを読み込むことができます。メールアプリやDropboxなどのアプリから、[Textioで開く]を選択すれば、Textio Speed Readingに読み込むことができます。
または、「Project Gutenberg」など、無料のe-book配布サイトのURLを入力して、読み込む方法もあります。
私は、Outreadという速読アプリも使っているのですが、Outreadは、1画面にある程度の文章が表示されている状態で、読むべき単語のフォーカスが移動するのに対して、Textio Speed Readingは、1画面に1単語しか出てこないので、1語に集中して読むという意味では、Textio Speed Readingが面白いと思います。
速く視線を移動させて読むのと、視線を固定したままで速く読むのは、どちらがいいというより好みの問題かもしれません。1語集中型の速読訓練、試してみませんか(´ー`)
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆