今回ご紹介するアプリは、「ゲームで学べる手話辞典」☆
ゲームに分類されてはいますが、タイトルどおりに「辞典」でもあり「学習アプリ」でもあるんです。
実は私、恥ずかしながら今までまったく手話を知らずに来ました。
もちろん、さすがに手話の存在は知っていますが、ではひとつでも意味を知っている手話や、自分で表現できる単語があるかといえば、まったく知らなかったことに今さら気がつかされました。
このアプリでは、初心者でもゲーム感覚で手話を学べるとのことなので、さっそくチャレンジしてみましたよ!
RPG感覚で進められる手話ゲーム
アプリには「学ぶ」と「遊ぶ」がありますが、ここは「遊ぶ」から始めてみましょう。
(くどいようですが、手話はまったく知りません☆)
「影」が現れた世界で、主人公は「イメージ」に突き動かされるように旅に出ます。
街道を走っていると、敵である「影」が出現!!
魔法を使ってやっつけるためには、少年の手話(ジェスチャー)から内容を読み取り、フリック入力で答える必要があります。
無事に正解して魔法が発動すると、影の浄化に成功するという流れですね♪
さて、結果はどうでしょうか……
6問中、正解は2問だけでした☆
ですが、逆に言うと「まったく手話を知らない私でも3分の1は理解できた」ということ。
これって、けっこうすごいことなんじゃないでしょうか。
いや、すごいのは私じゃなくて手話なんですけどね☆
つまり、それだけ「相手に伝えることのできる言語」なのだと、初めて知ることができました。
これは学習意欲が湧きますね!!
学習モードでは3Dアニメーションでわかりやすく学べる!
さて、それでは学習モードに行ってみましょう。
あいうえお順で単語一覧から選ぶか、あいさつや位置・方向といったカテゴリから選ぶことができます。
もちろん、検索もできますよ♪
では、先ほどのゲームで正解した2問を見てみましょう。
「雨」は上空から降る雨の様子を、「走る」は腕を振って走っている様子を表しています。
キャプチャ画面では伝わりにくいかもしれませんが、実際には動きのある3Dアニメーションと解説をあわせて見ることができるので、すごくわかりやすいですよ!
一方、不正解だったうちから2問。
「家族」と「体操」も、言われてみれば納得の表現です。
コミュニケーションの力を鍛えるためにも最適なアプリ
手話というと「言葉として覚えなければいけないもの」というイメージが強かったのですが、必ずしもそうではないんですね。
逆に、「伝える意思」や「受け取ろうとする意志」さえあれば、あまり手話を知らなくても通じるのかもしれません。
そうしたコミュニケーションのトレーニングとしても、この「ゲームで学ぶ手話辞典」は最適なのではないでしょうか。
なお、手話についてのいろいろな情報や、緊急時に備えてこれだけは知っておきたいというシーン別の例文も掲載されています。
学習&ゲームとあわせて、これらの情報にも目を通しておきたいですね!!
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆