1958年に発足したRTI Internationalは、健康、環境、教育などについて研究しているNPO団体。研究結果を世界中の人々のよりよい生活に役立てることがミッションです。
そのRTIが、約1.5億円以上もの基金を募って開発しているのが、こちらのウェアラブルモニターです。
アメリカだけでも、200万人が、てんかん等の発作を起こす病気を抱えているという現状。そのうち、40万人が小さな子供たちです。
発作の病気のある子供を持つ親は、いつ具合が悪くなってしまうかと、ヒヤヒヤしながら過ごしています。特に、夜中に具合が悪くなった場合には、子供の精神的不安も大きいでしょう。
このモニターの開発プロジェクトメンバーBarbaraさんの子供も、発作をもつ子供の1人。子供が14歳になった今でも一緒に寝なくては、心配とのこと。
呼吸数、心拍数、体の動きなどを感知して、このウェアラブルモニターが自動的にメールで通知してくれます。こればあれば、子供が寝た後に別の部屋で過ごしていても安心です。
発作に悩むのは、子供だけではありません。私達の世代の大人も、そして高齢者の方々も、病気を抱えていれば不安な夜も多いはず。
こちらのウェアラブルモニターが商品化するにはまだ数年かかるとのことですが、こんな便利なモニターとiPhoneが連動すれば、病気が心配な人も家族も、少しでも長く睡眠をとって体を休めることができるでしょう。
iPhoneは、楽しく便利なだけではなく、私たちの安心&快適な生活をサポートしてくれるのです。
参照元:Neatorama/Wearable Device Sends a Text Message to Caregivers When the User Has a Seizure