モバイルユーザーへのリサーチを元に、モバイル端末のシェア、モバイルコンテンツの市場動向などを調査しているMMD研究所は12月6日、2013年にiPhone端末を購入した1000人を対象に調査した「2013年度 スマートフォン購入者の満足度調査(iPhone編)」の結果を発表しました。(調査期間は2013年11月25日~27日(3日間))
では、その調査結果の中から気になるものを、いくつかご紹介していきましょう。
まず、“iPhoneを購入する際に重視する(した)”の項目では、「操作性の良さ」が49.9%で最も多く、次いで「端末のブランド」が48.9%、3位が「デザイン性」の40.8%という結果に。
こう見ると、操作性とブランドは数字的にほとんど差がなく、iPhone購入者の方はこの2点をまずは重視する傾向にあるみたいですね。
続いて、“現在所有しているiPhoneの満足度”について、端末のサイズや画面サイズ、バッテリーの持ちなど10項目を満足から不満までの5段階評価で聞いたみたところ……。
「画質の良さ」と回答した人が「満足」「やや満足」を合わせ85.8%と最も満足度が高く、次いで「端末のサイズ感」が83.6%、「デザイン性」が83.1%という結果に。
ただ、こう見ると購入時に重視する(した)ポイントと、実際に所有してから満足するポイントが必ずしも一致しないところが興味深いですね。
最後に、“次のスマートフォン端末に求める要素”を聞いてみたところ、「とにかく充電の持ちが長いバッテリー」というのが、51.2%と群を抜いて高く、次いで「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」(29.4%)、「メーカーのブランド性を高めるデザイン」(27.8%)という結果に。
やっぱり使っていてみんなが心配するのはバッテリーの残量。次に登場する iPhone では、少しでも長持ちするバッテリーに改良されているといいですね。
なお、これ以外の調査結果もMMD研究所のサイトで閲覧できますので、気になった方は見てみてください。