「Image To Text - OCR」は、写真に撮った画像から英数字を認識してテキストに変換してくれるOCRアプリです。とりあえずのメモとして撮った写真から手軽に文字を起こせるので、たいへん重宝しています♪写真に撮った画像の中の文字を「読む」だけだったら、そのままでも問題ありません。しかし文書としてレイアウトする、ウェブサイトの入力フォームに貼付ける、ワンタップでブラウザを開くなど、テキストに起こすことで使い道が広がります。 たとえばiPhoneのApp Storeでアプリをチェックしていて、アプリの説明が英語でわかりにくいとき。翻訳アプリを使えたら便利ですが、App Storeではコピーができないので使うことができません。そこで、「Image To Text - OCR」を使います。 翻訳したい英文が画面に入るようにスクロールして調整し、スクリーンショット(電源ボタンとホームボタン同時押し)を撮ります。「Image To Text - OCR」を起動して「From Gallery」から、撮影したスクショを選びます。「共有する」ボタンをタップすると、メールかevernoteに送ることができます。ここでは、メールを利用します。テキスト化されたメッセージが届きました。必要部分を選択してコピー、翻訳アプリに持っていってペーストします。翻訳アプリは、以前ご紹介した「ほんやくまとめ 」を使ってます☆ この「ほんやくまとめ」、ご紹介したときは「3つの翻訳サイトを使って翻訳結果を比較できる」というものでした。その後のアップデートで、英文中の単語をタップすると辞書(OSの辞書+3つのオンライン辞書)が使えるようになり、さらに便利になっています☆ 有料アプリの購入を迷っている時、このように翻訳して細部まで内容を把握した上で納得したら購入するようにしています♪もちろんスクリーンショットだけでなく、普通にカメラで撮った写真からでもテキスト化できます。これはけっこう細かい文字なんですが、きちんと読み取れています。 写真を撮るときは「ピント合わせ」と「手ぶれ」に気をつけて、構図はざっくりと。撮影時の構図は適当で、あとでカメラロール内で編集(必要部だけトリミング)した方が効率が良いです。こちらはコンビニで購入したiTunesカード。iPhoneからは「iTunesアプリ」の一番下、または「App Storeアプリ」の「おすすめ」ページの一番下から入力してチャージします。 iPhoneだと数字と英字の大文字を連続して入力するのが面倒なので、これも「Image To Text - OCR」を使っています。カードの文字も、ほとんど認識に成功します。が、このフォントの「J」が苦手のようで、何度も試しましたが「D」に誤認識しますので注意も必要です。それでもそういう誤りはあまり無いので、全て手入力するよりは楽です☆私自身、「OCR機能」はそうしょっちゅう使う機能でもないのですが、あると便利なシーンがいくつか有るので「Image To Text - OCR」をインストールしています。無料というのも、うれしいですね!