厳しい暑さが続くこの時期の楽しみといえば、かき氷やアイスなどのつめた〜いスイーツ。
そんな人におすすめしたい、新しいジェラート「-10℃ Mutsu Boshi Gelato(マイナスジュウドシームツボシジェラート)」が誕生しました。
実はこれ、千葉・睦沢の地域特産品である干しいも「むつぼしいも」を作る過程で生まれる、“食品残渣(ざんさ)”を活用したジェラートなんです。
干しいも作りの“もったいない”をジェラートに
「むつぼしいも」は、睦沢町などで栽培される甘みの強いさつまいも「紅はるか」を、天然ガスで蒸し上げることで一気に糖度を上げて作られる、しっとり上品な味わいの干しいも。
そんなむつぼしいもを作る際に発生する“食料残渣”を加工し、さらにむつぼしいもの粒まで混ぜ込んだ“プレミムジェラート”として、このたび「-10℃ Mutsu Boshi Gelato」(税込500円/100mL)が生まれました。
食品残渣とは、本来なら捨てられてしまうはずの、“食品由来のゴミ”のこと。それをうまく活用して新たな食品を生み出すことで、食品ロスの解消や廃棄コストの削減、そして地球環境への配慮につながるといいます。
地産にこだわった、原料の「むつぼしいも」も気になる
ちなみにむつぼしいもは、地域の活性化や雇用創出などを目的に、日本郵便と睦沢町によって開発されたもの。
原料となる「紅はるか」を、睦沢郵便局が地元農家から買い付け、さらに敷地内の自社工場で蒸すという、徹底的な“地産”にこだわって作られた干しいもなんです。
それをベースに、最適な原材料配合比とオーバーラン(空気含有率)を徹底的に追求することで、風味豊かで濃厚な味わいを実現したんだとか。
商品名にも入っている「-10℃」は、“ジェラートが最もおいしく感じられる最適な温度”なんだそうですよ。ぜひ冷凍庫でしっかり冷やして、1番おいしい状態で楽しんじゃいましょう。
“千葉でしか買えない”特別感まで味わって
「-10℃ Mutsu Boshi Gelato」は、現在、睦沢町の道の駅「むつざわ つどいの郷」と、長柄町の「ながら太陽ファーム」のみで販売中。
今後は県内の道の駅などで順次販売していく予定とのことなので、千葉にお住まいの方はもちろん、お出かけの際はぜひ探してみて!地域限定だと思うと、その特別感も相まって、よりおいしさが増しそうです。