iOS 11の目玉機能としてβ版の頃から注目を浴びていたのが、コントロールセンターのカスタマイズ機能。
正直なところ、これまでのコントロールセンターが使いにくいため、それほど期待してはいなかったのですが。
実際に使ってみると、これが想像以上に使いやすくて、日々のiPhone使用が超便利になりますよ♩
“よく使う機能”だけを1ページに集約
まずは、これまでのiOS 10.3でのコントロールセンターを見てみましょう。
スッキリしていると言えば聞こえは良いですが、使える機能はそれほど多くありませんでした。
何より不便なのが、コントロールセンターを表示させただけではミュージックのコントロールができず、さらにスワイプするという2アクションが必要だったのです。
これに対して、iOS 11のコントロールセンターはどうでしょうか。
まず、ミュージックのコントロールが表示されるようになり、これだけでかなり便利になっています。
さらに、ぱっと見ただけでもモバイル通信のオンオフやボリュームコントロール、電卓が増えていることがわかりますね。
その割りには、とくにごみごみすることもなく、全体的にスッキリしています。
そして、最大の特徴でもあるカスタマイズ機能。
これは、設定アプリの「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」から行います。
コントロールセンターに表示するアイテムを上部に加えましょう!
もちろん、順番を入れ替えることもできますよ。
組み込めるのはあらかじめ用意されたアイテムのみで、残念ながらサードパーティ製のアプリは対象外です。
個人的には、よく使う「タイマー」や「メモ」を追加することができて、逆に使わない「電卓」を削除できたりと、かなり満足できる内容になっています。
ちなみに、すべてのアイテムを表示すると、コントロールセンター自体をスクロールする必要があるので、あまり実用的ではありません(^_^ゞ
標準の4個、または1列増やして8個程度に抑えておくのがオススメですよ♩
3D Touchを使えばさらにスマートに
また、カスタマイズ機能だけでなく、3D Touch(画面を強く押す)機能によるメニューの2重構造にも注目です。
たとえば、電波関係の項目を強く押せば、インターネット共有(テザリング)などの項目にも簡単にアクセスできますし。
時間を指定してのタイマー設定や、ミュージックのアートワークを確認したりと、かゆいところに手が届くような親切設計。
新しくなったコントロールセンターの使いやすさは、実際に体験してみないとなかなか理解できないかもしれません。
iOS 11にアップデートした方は、ぜひ早めに体験してみることをおすすめします♩