先日、「アプリ+Siriの可能性を感じる!TwitterのタイムラインをSiriに読んでもらえる「Social Speaker」」でも紹介したように、iOS 10になって、Siriでアプリにさせることのできる操作の幅が広がりました。
ただ、すでに皆さんご存じの通り、Siriを使う場合、その命令は、iPhoneやiPadなどのデバイス単体で完結するのではなく、いったんAppleのサーバーに送信されます。その際、連絡先の情報なども、もちろんサーバーに送信されるわけです。
情報を送らないことには、Siriを使えないのでしかたありませんが、機密情報や個人情報を外部には送りたくない/送れない場合もあるでしょう。その場合は、Siriの機能自体をオフにするか、Siriと連携させるアプリごとに、オン/オフを切り替えてコントロールします。
「Appサポート」からアプリとの連携をオフにする
「設定」アプリの「Siri」で、Siriのオン/オフの切り替えや、アプリごとの連携のオン/オフを切り替えられます。
「Siri」をオフにすれば、Siriそのものが使えなくなります。
「Appサポート」をタップすると、アプリごとに設定を変更できます。
「Appサポート」に、Siriと連携しているアプリ一覧が表示されるので、必要に応じて、オフにします。
「プライバシーについて」を確認する
ここで、「Siriと一緒にAppを使用すると、リクエストを処理するために、連絡先情報やその他のデータの情報がAppleに送信されます。」と書いてあることに注目してください。ちょっとドキっとしますよね。
「詳しい情報」という青い文字をタップすると、「プライバシーについて」という画面が表示され、プライバシー情報がどのように利用されるのかを確認できます。
こういった情報は、「めんどくさい」と思って、つい読まずに飛ばしてしまいがちですが、便利な機能を使えるようになる反面、プライバシー情報が外部に漏れる可能性についても、まったくないとは言い切れないことを確認しておくべきでしょう。