ScanSnapでおなじみのPFUから、iPhoneと組み合わせて使う、ちょっと楽しいスキャナー「Omoidori(おもいどり)」が発表されました♫
Omoidoriは、アルバムに貼ったままの写真でも、照明の反射を気にせず、簡単に綺麗にスキャンするための道具です!
6月1日から予約が始まっており、6月下旬に発売予定です。
PFUダイレクトでは、税込み価格12,800円。予約では、初回限定1000名まで、「OmoidoriケースSpecial Edition」が付いてきます。実物を見ましたが、ライトグレーのフェルトケースで、シンプルなのに可愛いので、希望する人は、早めの予約をお勧めします。
Omoidoriの仕様は、以下の通りです。
- 対応機種:iPhone 6s、6、SE、5s、5(iPhone SE、5s、5は、付属のアタッチメントで対応可能。)
- 本体サイズ(W×D×H):使用時は、112mm × 158mm × 142mm。折りたたみ時は、112mm × 32mm × 152mm。
- 重量:310g(電池搭載時)
- スキャン範囲:L判写真〜 2L判写真
- 電源:単4電池 × 2本
詳細は、Omoidori公式サイトを確認してください。
Omoidoriを使ってみた!
ここからは、 Omoidoriを実際に使ってみましたので、詳しく紹介していきます。使ったのは試用機のため、実際の製品とは異なる場合があります。
まず、Omoidoriのサイズですが、意外なほどコンパクトです!310gという重さは、手のひらに載せても軽々運べますし、折り畳んだ時は3cmちょっとの厚みしかありませんので、カバンの中にもスッと入ります。
iPhoneをはめ込むスロット部分を見ていただければ、どのくらいのサイズかは分かっていただけるでしょう。
残念ながら、iPhone 6s Plusなど、Plusシリーズには対応していませんので、ご注意ください。対応機種をよく確認してくださいね。
開くと、中には、LEDライトが4個付いています。鏡面になっているので、指紋などが付かないように、注意した方が良さそうです。
写真で言うと左下の部分に、単4電池2個を入れる電池ケースがあります(ふたが閉まっているので見えにくいですが)。テスト用の乾電池は付属しています。
開くと電源が自動的に入り、閉じると電源が切れますが、本体上部にスイッチボタンも付いています。
iPhoneをOmoidoriにセットしたら、専用アプリを起動し、写真にOmoidoriをかぶせて、アプリのスキャンボタンをタップするだけです!ガイド線が表示されるので、写真の位置合わせも簡単。
2L版のときは、「2L版」モードに切り替えると、「左側をスキャン」と表示されるので、写真の左側をスキャンしてから、右側を続けてスキャンします。
スキャンを開始すると、2回、シャッターの切れる音がします。一方のLEDで照らして写真を撮影した後、もう一方のLEDで照らして撮影し、写真が光っていない部分を自動的に合成して、綺麗な写真として保存してくれるのです。
試したのは、ポケットアルバムに入れたままの写真です。20年ほど前にタイで撮影した写真なのですが、本当に、見たままにスキャンされました!ポケットの反射もありません。
ほぼ「見たまま」デジタル化されるので、退色してしまっている写真でも、退色したままです。退色を修正したい場合は、他の写真アプリを使うことになります。
顔が写っていれば、顔認識機能で、写真の向きを自動的に正しい位置にしてくれますし、赤目補正機能をオンにすれば、赤目も修正してくれます。
アルバムに貼っていない写真で使うオプション品
紙焼き写真でも、アルバムに貼っていない写真の場合、反り返ってしまっていると思いますが、反ってしまっている写真でも、綺麗に撮影するためのオプション品「フォトプレッサー」(2,500円)があります。
Omoidori本体とは、マグネットでくっつくので、この状態で、写真の上に置いてスキャンします。
アルバムからはがさなくても、照明の位置を気にせず、写真をサクサクとデジタル化できるのが、本当に凄いです!また、ラミネートしてしまっている写真でも試しましたが、こちらも反射なく、綺麗にスキャンされました!
スキャンした写真は、SNSなどでシェアできるほか、アプリ内からプリントサービスを利用してミニアルバムを注文することもできるなど、さまざまな楽しみ方も用意されています☆
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆