こんにちは、みきしろです。
ホラー好きならば絶対に外すことのできない傑作。
それが、今回ご紹介する『ディム・ライト』です。
さっそく行ってみよー!
正直なところ、App Storeの紹介文やスクリーンショットを見るだけでは、地味すぎて購入意欲がわかないかもしれません。
実際、ものは試しと半分くらいは賭けの気分で購入したみきしろですが、最初のこの画面で後悔しそうになったくらいです(^_^ゞ
じつはこれ、扉に番号が振ってあるステージ選択画面なんですね。
プレイしてみると意味がある画面なんですが、この時点ではあまりの地味さに失望感を覚えてしまいました。
ですが、いざプレイを始めてみれば、良い意味で裏切られたことにすぐ気がつくでしょう。
舞台は、何か非日常的なできごとが起きた病院らしき建物。
なぜ「らしき」なのかというと、特にこれといった説明がないからなんですね。
主人公が見ることができるのは、懐中電灯の明かりに照らされたわずかな空間だけ。
音は聞こえるのに、視界は不自由というこの状況が、ものすごく恐怖感をあおります。
「その暗がりに何かが潜んでいるかもしれない」
本作は、そんな原始的な恐怖感を極限まで呼び起こしてくれるんですよ!
この頼りない光と、周囲の音だけを頼りにして、光の漏れるドアを目指してステージ脱出を重ねていきます。
スタイルとしては、音の反響を頼りに完全な暗闇を進む『Dark Echo』に似ているかもしれませんが、恐怖の本質は似て非なるもの。
懐中電灯によって作り出される影にすらビクビクするのは、中途半端に見えるからこその恐怖といえるでしょう。
とはいえ、ただ暗がりを歩くだけでは、いつかは慣れてきてしまいますよね。
でも、ご安心(?)を!
本作には、もっともっと怖い要素があるんです。
歩いていると、視界がわずかに赤くなって、どこからともなく聞こえてくる唸り声らしきもの。
そう、病院内には「ソイツラ」がいたのです!
何かが潜んでいるかもしれない暗がりには、実際に自分の命を脅かす何かがいたのです!!
「ソイツラ」は、生者である主人公の存在に気がつくと、一直線に向かって襲いかかってきます。
意外と鈍いので、足音を立てないようにゆっくりと歩いていれば、視界にさえ入らなければ気がつかれずにやり過ごせるものの……。
ぎぃやぁぁああああああああ!!
逃げ切れないと、反撃すらできずに一瞬で食い殺されてしまいます。
「ソイツラ」はただの白い影で表現されているし、映像的なグロさはまったくないんですが。
これがもう、心臓がバクバクいっちゃうほどに怖いんです。
よくもまあ、これだけ恐怖心をあおる演出ができるものだと、感心してしまうほどの極上ホラーが味わえますよ(^_^)
また、ステージが進むごとに、ステージタイトルのような形で少しずつ状況が明らかになっていきます。
この「少しずつ」というのがまたミソで、絶望と希望が絶妙に混ざり合うことで、余計に怖くなるんですね(^_^ゞ
ホラーもののゲームや映画、お化け屋敷などが好きな人ならば、絶対にハマること請け合いの超オススメ品ですよ!
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