こんにちは、みきしろです。
先日、iPhone女史でもご紹介した『Monument Valley』というゲームがあります。
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Monument Valley:エッシャーの騙し絵のような、美しく幻想的な3D世界を冒険しましょう♪
TechCrunchの記事によれば、公開から3か月で100万ダウンロードを突破したそうです。
無料ゲーム全盛の時代に、400円(日本円で)の有料アプリがこれだけのセールを記録するのはスゴいことですね。
Monument Valleyがこれほどヒットしたのは、やはりエッシャーの騙し絵のような3Dの視覚トリックを多用した作りにあるのではないでしょうか。
さて、そんな視覚トリックですが、実はかなりおもしろいコンテンツがネット上にたくさんあるんですよ☆
さっそく行ってみよー!
杉原教授の「不可能モーション」がスゴすぎる!
まずは、こちらの動画をご覧ください。
Impossible motion: magnet-like slopes
一見すると、中央が高くなっている4つの坂。
この坂にボールを乗せてみると……。
え? あれ?
なんか坂道をボールが勝手に登っていくんですけど!
もちろん、これは盛大なる視覚トリックの結果であって、決して物理法則に逆らっているわけではありません。
画像でネタバレしてしまうと面白くないので、気になる人は動画を最後まで見てみましょう!
実はこの不思議ガジェット、明治大学大学院の特任教授である杉原厚吉さんの制作。
2010年に開催されたBest Illusion of the Year Contestでみごと最優秀賞に選ばれた「反重力四方向すべり台」という作品なんです。
研究として視覚トリックに取り組んでいて、他にもいろいろな作品を発表されていますよ☆
静止画なのに動いて見える錯視もあります
一方、完全な静止画なのに動いて見えるような錯視もあります。
立命館大学の北岡明佳教授は、「錯視アート」を研究されています。
書籍も発刊されていますが、Webサイトでもいろいろな研究成果を発表しているのでぜひ楽しんでみてください。
ただし、あまりじっくりと見ていると、頭がヘンになりそうだったり酔いそうだったりとたいへんですが。(^_^ゞ
参照:立命館大学/北岡明佳の錯視のページ
錯視アートや視覚トリック作品は世界中にたくさん!
日本を代表する視覚トリックの大御所以外にも、世界中でたくさんの作品が作られています。
たとえば、このスーパーマリオ。
どう見ても立体以外の何ものでもありませんが……。
なんと、チョークで描いたものだったんですね!
制作過程を見ていても、どうしても信じられません。
また、brusspupというサイトでは、さまざまな視覚トリックの作品を作ってはYouTubeで公開しています。
チャンネル登録しておくと、いろいろな作品が楽しめますよ!