iPad専用のゲーム制作アプリ「Pixel Press Floors」がおもしろそうとの話を聞きまして、さっそくチャレンジしてみました!
ゲーム制作といっても、プログラミングは一切必要ありません。
マス目の入った専用用紙またはアプリ上で、決められたパーツを並べてマップをデザインするだけでゲームができちゃうんです。
でも、大丈夫ですかね?
私、絵心がまったくないんですが、マップのデザインなんてできるんでしょうか?
公式サイトから説明書と専用用紙をダウンロード
さて、アプリについての詳しい説明や用紙のダウンロードは公式サイトから行えます。
後述するように説明は英語のみとなりますが、パーツの説明などはとくに難しくないので大丈夫ですよ☆
まずは説明に目を通してみましょう。
どうやら、左から右へと進む2Dスクロールゲームで、3つのフロアを作ることができるようですね。
また、キャラクターが1マス分の幅と高さを持ち、移動能力はジャンプで3マス、2段ジャンプで6マス。
3マス以上を移動するとラン(ダッシュ)状態になり、最高で8マス分の水平ジャンプができるようです。
マップをデザインすると聞いて最初は心配でしたが、こんな感じで記号化されたパーツを並べていくだけでOKでした!
説明は英語のみですが、たぶん直感的にほぼ理解できると思います。
あと、これならば絵心なくても大丈夫そうですね☆
ブロックやはしご、コインなどは当たり前として、ファイアーボール(デザインによっては毒沼にもなります)やポータル(ワープゲート)まであります。
なんと! パワーアップもありました!
これはアレですね。
昔懐かしのスーパーマリオ風ゲームを自分でデザインできると思えばわかりやすいでしょう。
ゲーム制作にあたっては、アプリ内でゼロから描きあげる、専用の用紙に描いてスキャンする、テンプレートから描くという3つの方法から選べます。
今回は、もっとも特徴的な機能である紙に描いてゲーム制作する方法を選んでみましょう。
ゲームの制作方法は、専用用紙にマップを描いてスキャンするだけ
ダウンロードした用紙の他に、シャープペンシル(鉛筆でもOKですが、細いシャーペンがオススメ)と消しゴム、定規が必要になります。
いきなり自力ですべてデザインするのは難しいので、サンプルを真似して作ってみることにしました。
最初に説明した、キャラクターの移動能力を考慮した上で、なるべくハードなマップにしてみましょう♪
なお、用紙はモノクロ印刷したものでも大丈夫とのことですが、マス目が青色で印刷されるのでカラーがオススメですよ。
マップを描き終わったら、iPadのカメラでスキャンします。
用紙の各所にマーカーがあるので、iPadの画面に表示されたマーカーとあわせるようにしましょう。
マーカーの位置が一致すると、自動的に取り込みが始まります。
みよ~んみよ~んと、認識されたパーツがどんどんと描かれていきます。
紙に描いたマップがすべて取り込まれました!
必ずしも正確にスキャンできるわけではないので、拡大表示して細かい部分を修正していきましょう。
さっそく、テストプレイしてみましょう。
………………………………。
………………。
なんというか…………微妙?
これじゃ、記号そのままですね。
デザインを適用するだけでゲームらしいインターフェースにできる♪
でも大丈夫!
「Design」画面で背景やキャラ、パーツのデザインを選ぶことができます。
だいぶゲームっぽくなりましたね。
有料オプションとして、さらにいろいろなデザインを購入することもできます。
全体のマップはこんな感じになりました!
実際にプレイしてみると、思った以上に本格的なゲームに仕上がっています。
というか、ハードすぎました。難しいです。(^_^ゞ
作ったゲームはアーケードに登録して公開することができます。
もちろん、他のユーザーが作って登録したゲームを遊ぶこともできますよ。
個人的には、ひとりで黙々と作るよりも、友だち同士で作るのに向いているアプリだと思います。
どんな仕掛けを作るのか、どんな難易度にするのかなど、何人かでワイワイと相談しながら作ってみるのも楽しそうですよね。
基本無料で制作もプレイもできるので、iPadユーザーの方はぜひ遊んでみてください!
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆