外出中に、突然、取引先の人からメールが入り、自宅のパソコンにしか保存していないファイルの提出を求められたり、
カフェで仕事の続きをしようと思ったら、何らかのエラーでクラウドに保存したはずのファイルが取り出せなかったり。
こういうことは、忘れた頃に起きるので、いつそのようなことになってもあわてなくて済むように、これまでも、有料無料含めて、iPhoneから自宅のパソコンを遠隔操作できるというアプリをいろいろと使ってきました。それでも、なかなか使い勝手の良い遠隔操作アプリに出会えなかったのですが、新しくなった「Screens VNC」を使ってみたところ、かなり快適に操作ができたので、ご紹介しますね♬
iPhoneから、MacやPCを遠隔操作するためには、以下の3つの準備が必要です。
- 遠隔操作したいMacまたはWindows PCに、Screens Connectをインストールする
- Screens VNCをiPhoneにインストールする
- Screens IDを取得する
遠隔操作したいMacまたはWindows PCに、Screens Connectをインストールする
遠隔操作したいMacまたはPCには、「Screens Connect」という専用のアプリをインストールしておく必要があります。Screens Connectは、以下の公式サイトから無料で入手できます。
Screens - Control Your Computer Remotely - Edovia
(画面を下の方にスクロールすると、リンクがあります。)
Screens IDを取得する
Screensを利用するためには、Screens IDを取得する必要があります。
Screens IDは、パソコンでもiPhoneでも、どちらからでも取得できますが、ここでは、iPhoneを使った方法を紹介します。
Screens VNCをインストールすると、[保存済みのScreensなし]という画面が表示されるので、画面左上のリストボタンをタップします。
接続先一覧などが表示されるので、[サインイン]をタップします。
すると、Screens IDの入力画面が表示されるので、[Screens Connectの詳細およびScreens IDの入手方法については、ここをタップしてください。]をタップします。
Safariが起動して、Screens IDについての説明ページが表示されるので、[Create a Screen ID]という緑色のボタンをタップします。
Screens IDにするメールアドレスとパスワードを入力して、[Create Screens ID]をタップします。
入力したメールアドレス宛てに、確認のメールが送られてくるので、メール内のリンクをタップして、Screens IDを確定します。
ここで入手したScreens IDとパスワードを、Screens VNCとScreens Connectの両方の設定画面に入力しておきます。
Screens VNCからリモート接続!
一覧から、接続したいパソコンを選択します。パソコンに、ユーザー名とパスワードを設定している場合は、その情報を入力します。
数秒待つと、パソコンの画面がそのままiPhoneに表示されました!
画面の最下部に、ツールバーが表示されています。キーボードを使ったテキストの入力や、スクリーンショットの取得など、さまざまな操作ができます。
環境によっては、ルーターの設定変更などが必要だそうですが、私の環境では、何も変更する必要はありませんでした。ちなみに、私は、iPhone 5(iOS 7.1)から、iMac(OS X 10.9.2)に接続しています。
Screens VNCの価格は、執筆時点で2.000円と、個人でちょっと試したいというだけでは躊躇してしまう金額ですが、使いやすい上に、月額費用なども必要なく、一度購入すればずっと使えることを考えると、遠隔操作アプリが必要な人にとっては、妥当な金額かなと思います。
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆