以前、iPhoneで月が眺められる望遠鏡をご紹介しましたが、今回は逆にミクロの世界が楽しめるiPhoneが顕微鏡になるレンズをご紹介します。
出典:Terabase Inc. and Cloverflavor Limited
この「Leye(エルアイ)」は世界で初めて位相差電子顕微鏡を開発した 永山國昭 自然科学研究機構 生理学研究所 名誉教授と、生理学研究所第一号ベンチャー企業のテラベース株式会社による共同開発。
出典:Terabase Inc. and Cloverflavor Limited
一見、絆創膏サイズのプラスチックの板のように見えますが、ディスプレイ側についている「自撮り」用カメラレンズの上に、この専用レンズ付きのプラスチック板「Leye」を載せれば、100倍に拡大されたミクロの世界を楽しむことができます。
出典:Terabase Inc. and Cloverflavor Limited
「Leye」には、直径3ミリメートルのガラス球が埋め込まれていて、これがレンズの役割を果たします。さらにその上に試料台として薄いカバーを付ければ準備完了。あとは、試料台の上に観察したい試料を載せると、ディスプレイに拡大された試料が表示される仕組みです。
出典:Terabase Inc. and Cloverflavor Limited
拡大倍率は最大約100倍、iPhoneのカメラを使うので、画像や動画を撮影するのも簡単に行なえます。さらに気になる方は、使い方の詳細&どんなものが見えるのか下のムービーでご確認ください。
なお販売時期、価格についてはまだ未定となっていますが、公式サイトにて「Leye」の最新情報をEメールで随時お知らせしますとのことなので、気になる方は登録してみてはいかがでしょう。子供のときに池の水に住む微生物を見て興奮したような方には、ちょっと楽しみなレンズですよ♪