レンズが選べる…、というと「Hipstamatic」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。トイカメラのシミュレーションというコンセプトは同じですが、「魚眼カメラ (Fisheye Pro) - Fisheye Camera with Old Film, Cool Lens and Color Ringflash」のほうはアプリならではの仕掛けがあり、アナログカメラを触らない人でもわかりやすくなっています。その一つがリアルタイムプレビューであり、もう一つがカメラロールからの取込み加工です。現像、プリントするまで仕上がりがわからないフィルムカメラにこだわった「Hipstamatic」はクールですが、今のデジタル写真時代に使い勝手が悪くてじれったいのも事実。「Fisheye Pro - Lomo Fisheye Camera with Old Film」ではその点が快適で、楽しく撮影、加工できるなアプリとなっています。LomographyのFisheyeカメラは、画角170度の超広角レンズをもった、アナログフィルムを使うトイカメラです。購入を迷ったこともあるのですが、コストも時間もかかるフィルムカメラで、普通の写真と違ったフィッシュアイなんて、となかなか思い切って買えずにいました。 それでもフィッシュアイレンズを使って超広角の面白い写真を撮りたい!という思いが強かったので、iPhoneの外付けレンズ「Olloclip」を購入し、しばらくの間楽しんでいました。7000円くらいで買った記憶があるんですが、今は結構安くなってますね…。 (Olloclip Quick-Connect Lens Solution for iPhone 4S/4 Red OLO-LENS-IP4S-RED ) このレンズは魚眼、広角、マクロの3-in-1レンズで、画質もいいのでオススメです♪さて話が逸れてしまいましたが、そんな憧れのトイカメラのシミュレーションアプリですから、期待してダウンロードしました。そして実際使ってみると「Hipstamatic」ほど洗練されていない印象はあるものの、欲しい機能がバッチリ詰まっていて、期待にそぐわぬ良アプリでした! では、以下、レビューです。 アプリを起動すると、デジカメ風の撮影画面です。レンズなどの切り替えは、左下の「ツール」ボタンからおこないます。レンズの違いです。今回は違いを見るために、同じ画像をカメラロールから取込んで加工しました。フラッシュの一例です。これらのパーツを変えてカメラ画面に戻ると、保存前に仕上がりのプレビューを見ることができます。フィルムの一例です。今のところ9種のフィルムがあります。今、「4色リングフラッシュ」にハマっていて、この加工ばっかりやってます♪ レンズは「 Lomo Fisheye Lens1」、フィルムは「X-pro 200」が気に入ってます☆あと一つ、お気に入りの機能が、「多重露光」です。1枚目を撮ったあとにこのスイッチをいれると、2枚目を重ねて撮ることができます。もちろんリアルタイムプレビューなので、自分のイメージ通りに2枚を重ねられて、難しさはありません。外付けのレンズは、いつも持ち歩いているわけではありません。魚眼レンズアプリなら、いつでも超広角の面白い写真を楽しめます。そしてそんな中でも、「魚眼カメラ (Fisheye Pro) - Fisheye Camera with Old Film, Cool Lens and Color Ringflash」は、レンズやフィルム交換の楽しみ、多重露光機能もあるので、オススメです。