

画像:OCN TODAY
電波の周波数帯のことなんですが、超かみくだいてポイントだけ言うと 電波の質が良く、室内や建物の陰、山間部でも届きやすい周波数帯 のことです。 数字で言うと、700MHz〜900MHzあたりです。 参考リンク:プラチナバンドとは 「プラチナ周波数帯」 (Platinum frequency bands): - IT用語辞典バイナリ▼ソフトバンクが今まで使っていた周波数帯
ソフトバンクは主に2GHz帯という周波数帯を使用しています。(1.5GHz帯も使用していますがiPhoneは非対応)もちろんプラチナバンド帯域に比べると電波の質は悪く、建物などの遮蔽物を迂回しにくいので、極端な例では「家で寝返りうつだけで電波が届かない」(真偽は不明ですが)などとにかく「電波が届かない」という状況だった訳ですね。 しかも、iPhoneが対応している2GHz帯はもうすでにトラフィックが集中しパンク寸前な状況で、それがさらに「繋がらない」「遅い」という事態を招いているそうです。
▼今回の割り当てについて
今回総務省によりソフトバンクに割り当てられたのは「900MHz帯」というプラチナバンド周波数帯です。 900MHz帯はiPhone4、4Sも対応しているため「グローバルバンド(国際バンド)」とも呼ばれています。 設備面で900MHz帯に対応させるためには、それ用に基地局が必要だそうです。従来の2GHz帯用基地局に比べると、鉄塔やアンテナのサイズが2倍近く必要らしく、ソフトバンクは900MHz帯基地局を2万局を新設、2万局を増強すると発表しています。 気になる時期ですが、既存の鉄塔のうち2万局くらいは900MHz帯でも使えるそうです。さらに2万局を約1年半から2年かけて新設するそうです。 リンク:900MHz帯はどうしても欲しい、基地局は2年で2万局を新設 - 編集長インタビュー:ITpro▼iPhoneユーザーへのメリットは?
これに関しては、ソフトバンク孫社長がTwitterでこう言及しています。 900MHzの電波が許認可されれば国際バンドなので現在利用中のSBの既存のiPhoneユーザー全てが電波改善の恩恵を受けられます。
全機種ではなくiPhone4以降の間違いでした。3Gと3GSの方々には4Sに無償機種変中です。RT @masason iPhoneには出荷済みの過去機種でも全て900MHz(国際バンド)が内臓されてますので当社に許認可されればご利用中のiPhoneの電波が更に改善されます。

isuta編集部(スマホ)

